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こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです! 見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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大変お久し振りでございます。
いつ振りでしょうか…? ほぼ一ヶ月だと思います。

また暫く忙しくなりそうなので、【最後に上げた話】を完結させてしまいました。

やっつけです。。。

※続きと言うか、朝チュンです。
※ティエリアの性別は公式に則って無しの方向でいってます。と、言う事は両性です。
 監督がちゃんと下がどうなってるか触れないから勝手に妄想しちゃうんですよ!


【昨日:クレオメ】
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「これって、ひょっとして起きたら昨日の記憶飛んでるーとかってオチじゃないよな…?」

煙草を吹かせながらふと思った。
ティエリアは未だシーツの中でスヤスヤ眠っている。


ティエリアが泣きながら色々訴えて来た記憶はあるが、正直行為の最中の記憶はぼんやりとしか覚えてない。


……悪くは無かった、悪くは。
男を相手にするなんて、酒を飲まなきゃこんな美人でも無理だったと思う。

ハッキリ言って、女としているのと大差なかった気がする。あくまでも酔った人の感想だが。



「………」

シーツを捲ってみる。

「やっぱ、男だよなー……」


勢い良く戻した為、ばふっとシーツが膨らむ。現実を見るんじゃなかった。


「んっ……」

起きた…!
今ので起こしてしまった。

「うっ……頭が…、痛い……」


頭を押さえながら上半身を起こす。
頭痛の他にも「気持ち悪い」と呟いて口を押さえた……二日酔いか。


「あ……ライル………」

「よぉ……おはよう……」


何と声を掛ければ良いものやら。とりあえず朝の挨拶。

まず、昨夜の記憶の有無を確かめたい。
無い方向でも俺は構わない……そっちの方が良い。


「煙草はあまり好きではない……、体にも良くないし止めてくれ」

「あ、悪い」


互いに裸で寝ている事に何も反応しないと言う事は、昨夜の事を覚えていると言う事なのか。
漫画の様なオチにはならないか。

そもそも、俺の事をライルと呼んでいると言う事は、記憶があるんだ。



『ねぇ…? ロックオンと呼べば良いか…? それとも、ライルが良い…?』

普段からは想像も出来ない甘い声でそう問われた気がする。
答えはライル。

兄さんの時は、どうしていたんだろう…?
聞けやしないが。



「君は記憶があるのか?」

ティエリアは俺が躊躇する質問をサラッとする。


「あるよ」

「何も思わないのかっ…?」


何やら切羽詰まった様な声で更に聞かれた。
何も思わないのか?

まるで女みたいな事を聞いて来たものだ。
案外乙女ちゃんなのか?


何と言おうか?
最高だったよ……? 可愛かったよ……? ……男にそれはないか。


正直、記憶なんて殆どないに等しいし、
昨夜の事は酒が大きく絡んでいる。

酔った勢いだから、本当はもっと気まずい朝を想像していたのだが。
互いに、昨日の事は忘れようって流れになるとばかり。



その前にだ。

嘗ての恋人である男の弟が、周りの奴からの扱い方に不満を持っていると思ったティエリアが、どうしてこんな行動を取ったのかだ。

酔った所為で兄への想いが抑え切れなくなり誘ったのなら分かるが、どう考えても昨夜、彼がした話の流れでは、俺達は恋人になる事前提の流れだった気がするんだ。


『貴方をライルとして…愛してやると言ったのに……!』


……!
告白か?!
これは告白なのか?!


(確かに女も逃げ出す程の美人だけど……)


ティエリアはいつまでも返事を迷っている俺をジッと待っている。
その目はやはり何処か不安げ。

互いに男だが、一応上役をしたのは俺だ。


「酒飲んでたから曖昧な部分もあるけど……、まあー……、悪くはなかった……、あ! その、気持ち…良かったのは確かだけど……」

「それ、だけか…?」

「え……」

それ以外何を言えと。


ああ、そうか、男同士でした事について聞いているのか?
なら安心しろ、済んでしまった事をいつまでもウジウジする様な男ではない。

それとも、兄と体の関係があったと言う事は、自分が同性愛者とバレてしまった事をどう思うか聞いているのか。

それも大丈夫だ。
俺は今後一切男とはやりたくないのは本音だが、他人の趣味嗜好をどうこう言う気はない。


……と言う事は、兄さんホモだったのか…?



「あ……いや……、自分も昨夜はすっかり酔ってしまっていて、判断力が足らなかったから………自分の体の事をすっかり忘れていた…………気持ち悪くは無かったのか?」

「だ、大丈夫だった…ぞ……!」


確かな記憶は無いが。
赤くする顔は何となく覚えているが、体はどうだったか。
無意識の内に、男の裸を見ると流石に萎えると思ったのだろう。

それは失礼だから言わないが。



「そっそんなっ…! 正直に言って良いんだぞ?! 酒は抜けたんだ、流石に驚いても良いだろう?!」

「や、驚けと言われても……」

俺より細っこいだけで、体のつくりは同じだ。
俺が男を抱いた事をそんなに信じられないか?


「な……――」

「ん?」

「何でっ……?!」


ギョッとした。
ボロリ、ボロリと涙が瞳から落ちて行く。

ティエリアが、また泣き出した。
酒抜けたよな?!


「ニールでさえ、一瞬は躊躇ったと言うのに…! 君はっ…、貴方は……っ!」

「てぃ、ティエリアっ?!」

ティエリアが俺に抱き付いて来た。
酒が抜けた思考でも、ティエリアはやはり美人であって、いきなりの度アップは心臓に悪い。


「っ…!」


白い、細い、やわらかい…!
昨日も抱き合った筈なのだが、正常な思考な今は只管照れた。


「こんな不完全な体……、貴方は受け止めてくれるのか…?」


ばさり、シーツが滑り落ちた。


「うぇ……え…? えええええええええ」


アレの下にアレがあって…?! ええ?!


「あの……、ちゃんと言わせて下さい…」

「ぅえ?! あの、ティエリア?! ええええ?」

「ライルが好きです」

「………」


兄さん、血は争えないらしいです。



「………責任を持って、愛します」


可愛いな、確かに。
ほら、抱き心地最高じゃん。
俺達相性良いんじゃないか?

兄さんが合ったんだ、俺に合わない訳が無い。

告白したのはティエリアからだからな。俺からじゃない。
俺は、悪くない。

酒を飲ませたのは、俺だけど。


















「で、刹那」

「何だ、アレルヤ」

「あのままほっといたけど」

「ああ」

「どうなったと思う?」

「………悪い方向にはいかなかったと思う」

「そう? 勘?」

「まあ、そんな所だ」


ティエリアがあんなツンデレ状態になるとは思ってなかった。
いや、ツンデレとかじゃない。ロックオン以外の人間は皆ゴミ同然の扱い方。



「ロックオン食われてるんじゃない?」

「逆にか」

「うん、逆に」



一応、その後が気になる二人は彼とティエリアを残して来た部屋へ6時間振りに足を運ぶ。

興味半分、妬み半分。
ティエリアにあんなに擦り寄られて、まさか幸せそうにしてたら殴ろうかな?



「あ」

「どうしたの刹那? ……あ」


部屋の前には先客がいた。
それも、あまり宜しくない人物。


「あ! セイエイさんとハプティズムさん!」


昨日、ティエリアの後ろにいた少女、ミレイナ。
ソウイウ事に大変興味が湧いて来るお年頃。
明らかにライルに好意を向けていたティエリアの行く末が気になるのだろう。


「ロックが掛かっていて入れないです! 解除お願いします!」

律儀にロックを……。
違う、後でこっそりミレイナが覗きに来ない様刹那が掛けたのだった。


パスワードを入れようと思った刹那だったが、もし開けた先に裸で寝ている二人がいたらどうしようか。
最悪な結果だ。それは大変教育上良くない。


「ミレイナ、後ろを向いていろ」

「何故ですか?!」

「何でもだ」

「ミレイナ“朝チュン”見てみたいです~」

「あさ…ちゅん?」


何だあさちゅんとやら。
パスワードの一文字目を入れた時点で固まっている刹那の指。
さて、この気になるお年頃の彼女をどうしようかと考えていた、その時だった。


「じゃあ、とりあえず飲み物取って来るから…―――」


扉を開ける前に開いた。


「あのっ、気を遣わなくてもっ…!」

次に聞こえて来たのはティエリアの声。


「……」
「……」


碧い瞳と目が合う。
後ろからシーツを被ったティエリアが彼を追いかけて来て。



無音の世界。



「あ! アーデさん服着てないですぅ!」


粉々に壊れた場の空気を、この少女は更に爆発させた。



「何を言うか! 着ている、ほら!」

「あ、ホントです、Yシャツ着てましたー」

凍りついた大人達を尻目に、この子達は何ともいつも通りの会話を繰り広げている。



「ズボンはどうしたのですか?」

「デスクの上だ」

「どうして脱いでるのですか?」

「シャワー上がりでな」

「朝シャンですか?」

「ああ、ベタついた感じが嫌いでな」


ティエリア気付け、その子の目、笑ってない。



「で、どうしてストラトスさんは上半身裸なのですか?」


彼にもどうしても言わせたいらしい。

アレルヤと刹那が問い質したい事を何の躊躇もなく、それこそ子供特有の無知ゆえの残酷さを利用している。


未だ男三人は一言も交わしていないと言うのに。



「それにしてもどうしたんだ、皆部屋の前に集まって。何かあったのか?」


それはこっちが聞きたい。刹那とアレルヤは同時に思った。
あの後、二人はどうしたんだ?



ティエリアはそろそろ何が恥ずかしい事か判断出来るようになった方が良い。
まず、幾ら親しい間柄とは言え、シャツ一枚は駄目だろう。


「ミレイナはアーデさんとストラトスさんが、あの後どの様な展開を見せたか知りたくて来ました!」


ミレイナは、物事に興味を持つ事は良い事だが、質問して良い事と悪い事を判別出来るようになって欲しい。


「セイエイさんとハプティズムさんは知りませーん」

ニヤニヤしながら大人の反応を楽しむミレイナ。
ティエリアもティエリアで、刹那とアレルヤに回答を迫る。



「ん? 忘れ物でもしたのか?」

「いや、忘れ物じゃなくて………」

「では何だ?」

「………」


結局黙りこくるアレルヤ。ティエリアは刹那に視線を移し、回答を待つ。



「……ロックオン」

「はっはい! 何でしょうか!?」


ティエリアにではなく、唐突に名前を呼ばれ驚くライル。
年下の刹那に敬語。


「結論だけ言ってくれ」

「結論………」


ライルは頭を巡らせる。

ティエリアと寝ました?
気持ち良かったです?
可愛かったです?
キスしちゃいました?
今夜も会う予定です?



「………血は争えない……って分かった」

「そうか」


そうです、ご察しの通りです、刹那さん。
アレルヤも分かった様で、凄い顔が歪んでます。


「血は争えないって、どう言う意味ですか?!」

「ん? 何だ、14にもなって分からないのか? 後で辞書から自分で調べなさい」

「違います! そうじゃありません!」


ミレイナがライルに詰め寄り、本日一番の真剣な顔つきで問う。


これは良い回答だと我ながらにライルは思った。
ミレイナは先代のロックオンを知らない。

俺天才なんて思いながら横の二人の方を向く。



「何『俺凄い頭の良い事言った』みたいな顔しているんですか?」

「前のロックオンは、それなりに要因があったが、アンタまだ何も起きていないだろう」

「寧ろ、どうして僕の方に来ないか意味が分かりません」

「右目怪我してからヤれ」

「僕もその見てくれで生まれて来たかったです」



「お前等……、実は兄さんの事嫌いだった…?」


ナイスフォロー! なんて言われると思ったのに。
俺がそんなにティエリアとくっ付くのが駄目なのか。
お前等もひょっとして狙ってたのか、空いたティエリアの横を。












「何を話しているんだ…、彼等は……」

「アーデさん!」

「何だ、ミレイナ?」

「もうまどろっこしい遠回しはしません! ハッキリ言います!
アーデさんとストラトスさんは恋人同士になったのですね!」

「恋人同士になったか……、間違いではないが………」


恋人になるのはずっと前から決まっていた事。
ロックオン・ストラトスと結ばれる事は決まっていたんだ。


「運命だからな、僕とロックオン・ストラトスが結ばれる事は」

「きゃー! ロマンチックです、アーデさん!」


何がロマンチックなのだと言っているのか、ティエリアには分からなかった。

ティエリアが首を傾げたと同時に、ライルの声がトレミーの廊下に響いた。



「しょうがないだろ! ティエリア可愛いじゃん!!!」



君の、貴方の容姿に酔った様です。


----------------------------------------
≪クレオメの花言葉は、結構サイトによって違うのですが、共通してこの「貴方の容姿に酔う」はあるんです≫
≪本当にライルは見てくれだけは一丁前なんだから(;ω;´≫

≪それでは、また更新が無くて心苦しくなったら。。。≫
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兎羽
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職業:
実家に帰りたい盛り
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見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)

A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。

映画終わってもまだまだ熱いもん!


※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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