こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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拍手を変えたので過去のものをうp。
幼妹パロの設定で雛祭りネタです。
因みに新しい拍手はこれの鯉のぼりバージョンです。
※単に雛祭りネタをやりたかっただけです。
※雛祭りの知識はあくまでも私の知識です。間違ってるかもしれませんので。
---------
黒髪の男女。
アジア特有の髪色。
目尻が釣り上った目に小さな口。眉毛が点。
文化特有の日本人形。
それが赤い階段の上に大集合していた。
「ブリング止めようよー、気持ち悪いよー」
リジェネは自殺行為に走る長兄を必死に止めていた。
「絶対呪われるって! 呪い殺されるよー!」
そんなリジェネの傍らに、リジェネそっくりな末っ子が笑う。
「おひな様、かーわい!」
「「……」」
妹の感覚は何処かズレてるんだとこの時理解した。
【GirlsDay】
分からない。この顔のどこが可愛いんだ。
みんな一つではないか。
身に付けてる服装、十二単は美しい物がある。
でも顔は別だ。
住む日本には困った文化があった。
三月三日、雛祭り。
何やら女の子がいる家にはみんな飾るそうだ。
別に小さいのでいいのに、親バカならぬ兄バカは組み立て式の並べなければならないタイプを買ってきやがった。
アニューやヒリングが居たが、その文化を知った時には既に結構な歳。
だからスルーしてたのだ。
「おにぃちゃん! これで遊びたい!!」
「だっ、駄目だ! これは玩具じゃない!」
飾る本人も怖いのだ。
気持ち悪いのだ、日本人形が。
しかし妹は可愛いと絶賛する為、今更やっぱり止めようと言う訳にはいかない。
この人形で遊びたいなんてどんな神経しているんだ、妹よ。
リカちゃん人形を買ってあげると言うと嫌がった癖に、どうしてそれは気に入るんだ。
この馬鹿兄貴。
ここの部屋、狭くはないけど広くもないんだ。
なんでこんな高くて場所を取るサイズをチョイスしたんだ。
もっとデフォルメした可愛い顔の雛人形もあったのに……。
「やだよ~、何か夜中、独りでに動き出しそうだよ~」
「おひな様動くの?!」
「動かないよ!!」
そう願いたい。
「何処が可愛いんだい、ティエリア?」
「顔!!」
可愛い顔と言うのは君みたいな顔の事を言うんだよ、ティエリア。
まだ設置されていない人形でティエリアは遊ぶ。
「これね、おだいり様とおひな様の結婚式なんだよ?」
「へー」
「あれおひな様のお姉さんたち」
指さしたのは見分けが付かない三姉妹。
姉が3人とはきっと多いんだろうがティエリアは兄姉合わせて7人。逆に少ない。
「ティエリア! あまりベタベタ触るな!!
呪われたらどうすんだ!?」
そこって普通「汚れるから」じゃないか?
兄も呪われるって言っちゃったし。
「おひな様、呪わないもん……、おひな様いい人だもん……」
あーあー、泣き出す寸前。
大好きな方の兄にまで言われたら。
「ち、違う!」
とりあえず否定する兄。
役立たず。
仕方ない。僕が居ないと今頃君達の関係はガタガタだよ?
「……あ…あんまり触って汚したらお雛様怒って呪っちゃうって意味なんだよ………ね、ブリング?」
そろそろティエリアの泣きの回避方法を自分で考えて欲しい。
「ぅ~」
すっかりグズッたティエリア。
こうなったら暫くこうだ。
「いっいい物をやる!」
初めて兄が自分から行動に移した。
キッチンへ走って行き、スーパーの袋を提げて帰って来た。
「これ、やる」
袋ごと渡すブリング。
開けたティエリアはポカンと一言。
「ひなあられ」
ティエリアの手には彼が先日隠れて買った雛あられ。
それから金平糖に甘酒、更に今出さなくてもいいちらし寿司のもとまで。
雛祭りのお菓子勢揃い。
「え? ずるーい、ティエリアだけ」
「リジェネ男だもん」
プイッとお菓子を全て胸に抱える。
雛祭りは女の子のお祭り。
一人称は「ぼく」だが、一応自分は女だと自覚してるようで安心した。
「さて、並べようか」
可愛い妹が笑ってくれるなら多少の気持ち悪さと恐怖は我慢しよう。
「おひな様、最後ね?」
クリスマスツリーの星感覚。
雛あられを貪りながら指示するティエリアはこの歳で既に大物だ。
「リジェネ違う! 三人官女の順番違う!」
「ええ?! どれも同じじゃん。何処で覚えて来たのさ?」
「マリーちゃんとソーマちゃん家で見た」
ああ、あの双子ちゃん。
そうか、ティエリアがお雛様欲しいと言ったのはそれがきっかけか。
意外と設置物が多い。
家具の一つ一つ、並べる順番を一切妥協しない妹は完璧主義者。
設置終了の頃には大人二人ソファーの上でグッタリ。
「おひな様ぁ!」
手を叩いて喜ぶ彼女は元気だ。
もう気持ち悪いとか、呪われそうとか、そんなの関係ない。
単純に疲れた。
「よかったねー……、ティエリア……」
ブリングは元気が無い目ではしゃぐ妹を愛おしそうに見ていた。
いつも無口だがいつにも増して無口だ。
「ってゆーか、雛祭り明後日でしょ……別に今日急いで並べる必要あったのかい……?」
今日はまだ3月1日。
畜生、こんな時だけ無口装いやがって。
「おにいちゃん疲れた?」
「……」
「僕も疲れたー」
「リジェネには聞いてない!」
酷いや。
人形の精神的ダメージと疲労で涙が出そうだよ。
「ご褒美あげる」
ごほうび?
「んぐ!」
ブリングの苦しむ声に驚いて横を見るとティエリアがブリングの口に金平糖を押し込んでいる。
膝の上に乗ったティエリアが、雛あられが無くなり次に開けた金平糖の袋片手にブリングを殺しに掛かってた。
キュン死に。
うあー、羨ましいな。
ブリングの特権だ。
自分の視線に気付いたティエリアと目が合った。
「リジェネもあーん」
………マジですか?
「コンペイトウ嫌い?」
「好き好き大好きだよティエリアーーー」
ブリングの膝からティエリアを掻っ攫う。
放心状態の彼は気付かない。
「いただきます」
「痛い! 指噛むなバカ」
「だってティエリアの指小さいんだもーん」
ほら、ティエリアがその指でまた金平糖を頬張れば僕等間接キスさ!
「優しいなー、ティエリアは」
「ごほぉび」
また一粒くれた。
ご褒美を言いつつも、買ったのはブリングのポケットマネー。
誉められた妹は嬉しそうに僕とブリングの間に腰を下ろした。
「ぼくも結婚する時はじゅうにひとえがいい!」
多分、着物を12枚着るなんて分からないで言ってる。
てか、既に結婚願望アリですか妹。
「っか…! ゲホッ!」
ほーら、大好きなお兄ちゃんが硬くて凸凹してる金平糖と気管に詰まらせましたよ?
それはいつかするさ。ティエリアはきっと何十人もの男から求婚されるに違いない。
「ねぇ、その時ティエリアの隣にいるのは僕?」
「ううん」
っちぇ、早くも候補漏れ。
「ブリングおにいちゃんとする!」
わお、ブリングお兄ちゃん金平糖を喉に詰まらせたまま固まってるよ。
心肺停止中。
ホントに言うんだね、女の子って。
『大きくなったらパパと結婚する』
兄だが。
「いつまでもそう言っててね……ティエリア?」
もう少しだけ僕等のお雛様でいてくれ。
就寝前、ブリングは飾るお雛様をちらり見る。ある筈ないのにこちらを見ている様に見える。
ゾッと背筋に悪寒が。
「やはり……気持ち悪い………」
小声でボソッと呟く。
「雛祭りは3月3日と一日だけだ。4日には片付けよう」
「え?!」
ティエリアが悲鳴を上げる。
リジェネはそれは賛成だが、妹の悲しむ顔はちょっと苦手。
妹の笑顔の為ならば、この身を削りますとも。
「ねぇ、知ってる?」
自分が知ってる唯一の雛祭りの知識。
「雛人形、早く片付けると早くお嫁に行っちゃうんだって」
ティエリアを見詰めるブリング。
ティエリアは頭に「?」を浮かべながら二人の兄を交互に見る。
「………一生飾ろうか」
そう来るか。
一年中飾ったらすぐ色覚めちゃうし、ホコリ被るし。
高かったんだけど。
何より場所取るし。
「や、春休みちゃんと片付けるよ」
この後5月に子供の日が待っていますけど。
さて、どうするんだろうこの馬鹿兄は。
---------------------
拍手ありがとうございましたー。
幼妹パロの設定で雛祭りネタです。
因みに新しい拍手はこれの鯉のぼりバージョンです。
※単に雛祭りネタをやりたかっただけです。
※雛祭りの知識はあくまでも私の知識です。間違ってるかもしれませんので。
---------
黒髪の男女。
アジア特有の髪色。
目尻が釣り上った目に小さな口。眉毛が点。
文化特有の日本人形。
それが赤い階段の上に大集合していた。
「ブリング止めようよー、気持ち悪いよー」
リジェネは自殺行為に走る長兄を必死に止めていた。
「絶対呪われるって! 呪い殺されるよー!」
そんなリジェネの傍らに、リジェネそっくりな末っ子が笑う。
「おひな様、かーわい!」
「「……」」
妹の感覚は何処かズレてるんだとこの時理解した。
【GirlsDay】
分からない。この顔のどこが可愛いんだ。
みんな一つではないか。
身に付けてる服装、十二単は美しい物がある。
でも顔は別だ。
住む日本には困った文化があった。
三月三日、雛祭り。
何やら女の子がいる家にはみんな飾るそうだ。
別に小さいのでいいのに、親バカならぬ兄バカは組み立て式の並べなければならないタイプを買ってきやがった。
アニューやヒリングが居たが、その文化を知った時には既に結構な歳。
だからスルーしてたのだ。
「おにぃちゃん! これで遊びたい!!」
「だっ、駄目だ! これは玩具じゃない!」
飾る本人も怖いのだ。
気持ち悪いのだ、日本人形が。
しかし妹は可愛いと絶賛する為、今更やっぱり止めようと言う訳にはいかない。
この人形で遊びたいなんてどんな神経しているんだ、妹よ。
リカちゃん人形を買ってあげると言うと嫌がった癖に、どうしてそれは気に入るんだ。
この馬鹿兄貴。
ここの部屋、狭くはないけど広くもないんだ。
なんでこんな高くて場所を取るサイズをチョイスしたんだ。
もっとデフォルメした可愛い顔の雛人形もあったのに……。
「やだよ~、何か夜中、独りでに動き出しそうだよ~」
「おひな様動くの?!」
「動かないよ!!」
そう願いたい。
「何処が可愛いんだい、ティエリア?」
「顔!!」
可愛い顔と言うのは君みたいな顔の事を言うんだよ、ティエリア。
まだ設置されていない人形でティエリアは遊ぶ。
「これね、おだいり様とおひな様の結婚式なんだよ?」
「へー」
「あれおひな様のお姉さんたち」
指さしたのは見分けが付かない三姉妹。
姉が3人とはきっと多いんだろうがティエリアは兄姉合わせて7人。逆に少ない。
「ティエリア! あまりベタベタ触るな!!
呪われたらどうすんだ!?」
そこって普通「汚れるから」じゃないか?
兄も呪われるって言っちゃったし。
「おひな様、呪わないもん……、おひな様いい人だもん……」
あーあー、泣き出す寸前。
大好きな方の兄にまで言われたら。
「ち、違う!」
とりあえず否定する兄。
役立たず。
仕方ない。僕が居ないと今頃君達の関係はガタガタだよ?
「……あ…あんまり触って汚したらお雛様怒って呪っちゃうって意味なんだよ………ね、ブリング?」
そろそろティエリアの泣きの回避方法を自分で考えて欲しい。
「ぅ~」
すっかりグズッたティエリア。
こうなったら暫くこうだ。
「いっいい物をやる!」
初めて兄が自分から行動に移した。
キッチンへ走って行き、スーパーの袋を提げて帰って来た。
「これ、やる」
袋ごと渡すブリング。
開けたティエリアはポカンと一言。
「ひなあられ」
ティエリアの手には彼が先日隠れて買った雛あられ。
それから金平糖に甘酒、更に今出さなくてもいいちらし寿司のもとまで。
雛祭りのお菓子勢揃い。
「え? ずるーい、ティエリアだけ」
「リジェネ男だもん」
プイッとお菓子を全て胸に抱える。
雛祭りは女の子のお祭り。
一人称は「ぼく」だが、一応自分は女だと自覚してるようで安心した。
「さて、並べようか」
可愛い妹が笑ってくれるなら多少の気持ち悪さと恐怖は我慢しよう。
「おひな様、最後ね?」
クリスマスツリーの星感覚。
雛あられを貪りながら指示するティエリアはこの歳で既に大物だ。
「リジェネ違う! 三人官女の順番違う!」
「ええ?! どれも同じじゃん。何処で覚えて来たのさ?」
「マリーちゃんとソーマちゃん家で見た」
ああ、あの双子ちゃん。
そうか、ティエリアがお雛様欲しいと言ったのはそれがきっかけか。
意外と設置物が多い。
家具の一つ一つ、並べる順番を一切妥協しない妹は完璧主義者。
設置終了の頃には大人二人ソファーの上でグッタリ。
「おひな様ぁ!」
手を叩いて喜ぶ彼女は元気だ。
もう気持ち悪いとか、呪われそうとか、そんなの関係ない。
単純に疲れた。
「よかったねー……、ティエリア……」
ブリングは元気が無い目ではしゃぐ妹を愛おしそうに見ていた。
いつも無口だがいつにも増して無口だ。
「ってゆーか、雛祭り明後日でしょ……別に今日急いで並べる必要あったのかい……?」
今日はまだ3月1日。
畜生、こんな時だけ無口装いやがって。
「おにいちゃん疲れた?」
「……」
「僕も疲れたー」
「リジェネには聞いてない!」
酷いや。
人形の精神的ダメージと疲労で涙が出そうだよ。
「ご褒美あげる」
ごほうび?
「んぐ!」
ブリングの苦しむ声に驚いて横を見るとティエリアがブリングの口に金平糖を押し込んでいる。
膝の上に乗ったティエリアが、雛あられが無くなり次に開けた金平糖の袋片手にブリングを殺しに掛かってた。
キュン死に。
うあー、羨ましいな。
ブリングの特権だ。
自分の視線に気付いたティエリアと目が合った。
「リジェネもあーん」
………マジですか?
「コンペイトウ嫌い?」
「好き好き大好きだよティエリアーーー」
ブリングの膝からティエリアを掻っ攫う。
放心状態の彼は気付かない。
「いただきます」
「痛い! 指噛むなバカ」
「だってティエリアの指小さいんだもーん」
ほら、ティエリアがその指でまた金平糖を頬張れば僕等間接キスさ!
「優しいなー、ティエリアは」
「ごほぉび」
また一粒くれた。
ご褒美を言いつつも、買ったのはブリングのポケットマネー。
誉められた妹は嬉しそうに僕とブリングの間に腰を下ろした。
「ぼくも結婚する時はじゅうにひとえがいい!」
多分、着物を12枚着るなんて分からないで言ってる。
てか、既に結婚願望アリですか妹。
「っか…! ゲホッ!」
ほーら、大好きなお兄ちゃんが硬くて凸凹してる金平糖と気管に詰まらせましたよ?
それはいつかするさ。ティエリアはきっと何十人もの男から求婚されるに違いない。
「ねぇ、その時ティエリアの隣にいるのは僕?」
「ううん」
っちぇ、早くも候補漏れ。
「ブリングおにいちゃんとする!」
わお、ブリングお兄ちゃん金平糖を喉に詰まらせたまま固まってるよ。
心肺停止中。
ホントに言うんだね、女の子って。
『大きくなったらパパと結婚する』
兄だが。
「いつまでもそう言っててね……ティエリア?」
もう少しだけ僕等のお雛様でいてくれ。
就寝前、ブリングは飾るお雛様をちらり見る。ある筈ないのにこちらを見ている様に見える。
ゾッと背筋に悪寒が。
「やはり……気持ち悪い………」
小声でボソッと呟く。
「雛祭りは3月3日と一日だけだ。4日には片付けよう」
「え?!」
ティエリアが悲鳴を上げる。
リジェネはそれは賛成だが、妹の悲しむ顔はちょっと苦手。
妹の笑顔の為ならば、この身を削りますとも。
「ねぇ、知ってる?」
自分が知ってる唯一の雛祭りの知識。
「雛人形、早く片付けると早くお嫁に行っちゃうんだって」
ティエリアを見詰めるブリング。
ティエリアは頭に「?」を浮かべながら二人の兄を交互に見る。
「………一生飾ろうか」
そう来るか。
一年中飾ったらすぐ色覚めちゃうし、ホコリ被るし。
高かったんだけど。
何より場所取るし。
「や、春休みちゃんと片付けるよ」
この後5月に子供の日が待っていますけど。
さて、どうするんだろうこの馬鹿兄は。
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拍手ありがとうございましたー。
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性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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