こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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アレルヤの続き。
残った彼の番。
「さーティエリアちゃん、俺とおねんねしましょうねー?」
ロックオンは自室に入るなり鍵を掛けた。
【担当:就寝】
俺は今日の強運に感謝した。
『じゃあ打ち解けたとこで役割分担して貰います。
食事・風呂・就寝の三つ。分担方法は貴方達に任せます』
『どうします?』
『じゃんけんか?』
『恨みっこ無しだぜ?』
手を構える。
ティエリアはとりあえず盛り上がっているときゃっきゃ声を上げて笑っていた。
『やったー! じゃあ俺寝かしつける!!』
『一番危険な人の所に回されましたね』
『全くだ』
(何とでも言え!)
(俺はティエリアの可愛い寝顔を拝むんだ!)
なんて24歳だ。
年上かつマイスターのリーダー格であるロックオンに、正直二人は引いた。
ロックオンを追いかけるハロも。
「正直引クワ、正直引クワ」
と心なしかいつもよりトーン低めで呟いて通り過ぎて行った。
「おねんね?」
「そ、おねんねの時間」
ベッドの上に乗せれば直ぐに降りたがる。
「やぁ、おねんね、や!」
「何だ? 眠くないのか?」
赤ん坊なんて、寝るも起きるも自由なのだ。
「ろっくお~、あしょぶ」
「ダメです、もう寝る時間です」
「ぶー」
と、言いつつ時計は10時。
俺はまだまだ眠くない訳ですが。
て、ゆーか、
「可愛いな、それ。もっかい! 『ぶー』って」
「あしょぶの!」
ハイハイしてベッドの端へ。そのまま降りようとする。
危ない。一応低重力あるんだから。
後ろから抱き上げる。
「ぶー!」
「あはは、それ可愛すぎって」
それにしても寝る気配がない。
結構はしゃいで疲れてる筈なのに。
「ろっくお! ぶらんぶらん、ちて!」
「ぶらんぶらん?」
持ち上げたまま左右に揺らしてやる。
「きゃはははは」
あー、これがぶらんぶらんねー…。
……可愛い。むっちゃくちゃ笑う。
これ、大きくなっても通用するかな?
ぶらんぶらん。戻ったら試そ。
「でも、そろそろ寝ないと、な!」
ぼふっと布団に降ろす。
「きゃあ!」
また可愛い声を。
もっと遊んであげたい衝動を抑えタオルケットを掛けてやる。
「おねんね?」
「そう、おねんね。結構遊んでやったろ?」
「もっとろっくお、あしょぶの!」
目が潤んでくる。これはマズイ……。
「あ、明日はもっと遊んでやるから!」
「もっと?」
「おう、もっと!」
「せちゅなとあれりゅやとはれりゅやも?」
「(ッチ!)、……まあ」
すると大人しくなる。畜生、あいつらも一緒か。
寝るとは言ったものの、まだ目はパチクリこちらを見ている。
「よし、子守唄でも歌ってやるか」
「おうた?」
「そ」
母さんが歌ってくれた、あの歌を。
全快に開いていたティエリアの丸い目が徐々に閉じて行く。
そうだ、そういや母さんはこうしてくれた。
ティエリアの横に寝っ転がり、あの日を思い出しながらゆっくり上下する胸を叩く。
「おやすみ、ティエリア」
「ろっく…お……」
ハロを見る。
おし、スリープモードに入ってる。
当然ながら盗聴器も隠しカメラも探し済み。
「ティエリア―――」
呼吸する分だけ開いたその口を、俺のもので塞いだ。
おしおし、これでティエリアの(アレルヤが奪ってないなら)ファースト・キス、ゲッドだ。
ていうか、あの小心者のアレルヤがティエリアにキスなんて出来るとは思えない。
これが目的だったなんて言ったら、周りはどんな反応をするのだろう。絶対言わないが。
刹那がティエリアのファースト間接キスを奪ったのが気掛かりだ。
「愛してる」
無防備に開いた口の間にちょっとだけ舌を入れて離した。
自分も堕ちたものだと思う、コイツに。
「ふにゅぅー……」
「起きないでくれよー」
柔らかい前髪を掻き分けると小さなおでこが。
勿論、ファーストでこチューも頂きました。
あんなに元気だったのに、寝てしまえばグッスリだ。
「さて、と」
起きない様にそっとベッドから降りると備え付けの机へ。
引き出しから出したのはデジカメ。
「一応俺、恋人なんだし、ねぇー…?」
------------------------
≪希代の犯罪者≫
残った彼の番。
「さーティエリアちゃん、俺とおねんねしましょうねー?」
ロックオンは自室に入るなり鍵を掛けた。
【担当:就寝】
俺は今日の強運に感謝した。
『じゃあ打ち解けたとこで役割分担して貰います。
食事・風呂・就寝の三つ。分担方法は貴方達に任せます』
『どうします?』
『じゃんけんか?』
『恨みっこ無しだぜ?』
手を構える。
ティエリアはとりあえず盛り上がっているときゃっきゃ声を上げて笑っていた。
『やったー! じゃあ俺寝かしつける!!』
『一番危険な人の所に回されましたね』
『全くだ』
(何とでも言え!)
(俺はティエリアの可愛い寝顔を拝むんだ!)
なんて24歳だ。
年上かつマイスターのリーダー格であるロックオンに、正直二人は引いた。
ロックオンを追いかけるハロも。
「正直引クワ、正直引クワ」
と心なしかいつもよりトーン低めで呟いて通り過ぎて行った。
「おねんね?」
「そ、おねんねの時間」
ベッドの上に乗せれば直ぐに降りたがる。
「やぁ、おねんね、や!」
「何だ? 眠くないのか?」
赤ん坊なんて、寝るも起きるも自由なのだ。
「ろっくお~、あしょぶ」
「ダメです、もう寝る時間です」
「ぶー」
と、言いつつ時計は10時。
俺はまだまだ眠くない訳ですが。
て、ゆーか、
「可愛いな、それ。もっかい! 『ぶー』って」
「あしょぶの!」
ハイハイしてベッドの端へ。そのまま降りようとする。
危ない。一応低重力あるんだから。
後ろから抱き上げる。
「ぶー!」
「あはは、それ可愛すぎって」
それにしても寝る気配がない。
結構はしゃいで疲れてる筈なのに。
「ろっくお! ぶらんぶらん、ちて!」
「ぶらんぶらん?」
持ち上げたまま左右に揺らしてやる。
「きゃはははは」
あー、これがぶらんぶらんねー…。
……可愛い。むっちゃくちゃ笑う。
これ、大きくなっても通用するかな?
ぶらんぶらん。戻ったら試そ。
「でも、そろそろ寝ないと、な!」
ぼふっと布団に降ろす。
「きゃあ!」
また可愛い声を。
もっと遊んであげたい衝動を抑えタオルケットを掛けてやる。
「おねんね?」
「そう、おねんね。結構遊んでやったろ?」
「もっとろっくお、あしょぶの!」
目が潤んでくる。これはマズイ……。
「あ、明日はもっと遊んでやるから!」
「もっと?」
「おう、もっと!」
「せちゅなとあれりゅやとはれりゅやも?」
「(ッチ!)、……まあ」
すると大人しくなる。畜生、あいつらも一緒か。
寝るとは言ったものの、まだ目はパチクリこちらを見ている。
「よし、子守唄でも歌ってやるか」
「おうた?」
「そ」
母さんが歌ってくれた、あの歌を。
全快に開いていたティエリアの丸い目が徐々に閉じて行く。
そうだ、そういや母さんはこうしてくれた。
ティエリアの横に寝っ転がり、あの日を思い出しながらゆっくり上下する胸を叩く。
「おやすみ、ティエリア」
「ろっく…お……」
ハロを見る。
おし、スリープモードに入ってる。
当然ながら盗聴器も隠しカメラも探し済み。
「ティエリア―――」
呼吸する分だけ開いたその口を、俺のもので塞いだ。
おしおし、これでティエリアの(アレルヤが奪ってないなら)ファースト・キス、ゲッドだ。
ていうか、あの小心者のアレルヤがティエリアにキスなんて出来るとは思えない。
これが目的だったなんて言ったら、周りはどんな反応をするのだろう。絶対言わないが。
刹那がティエリアのファースト間接キスを奪ったのが気掛かりだ。
「愛してる」
無防備に開いた口の間にちょっとだけ舌を入れて離した。
自分も堕ちたものだと思う、コイツに。
「ふにゅぅー……」
「起きないでくれよー」
柔らかい前髪を掻き分けると小さなおでこが。
勿論、ファーストでこチューも頂きました。
あんなに元気だったのに、寝てしまえばグッスリだ。
「さて、と」
起きない様にそっとベッドから降りると備え付けの机へ。
引き出しから出したのはデジカメ。
「一応俺、恋人なんだし、ねぇー…?」
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女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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