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こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです! 見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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昨日の続き。

お部屋に来ないかと誘われたため、消えます!シュバ!


私! 0才からいけます!(何が


「ろっくお」

「うんうん」

「あれりゅや」

「偉い偉い」

あっという間に名前を覚えるティエリア。


「将来は大臣だな!」

「いえマイスターですから」
突っ込むアレルヤ。

てか、その「大臣」って何ですか、どこの国ですか。





「せちゅな、ろっくお、あれりゅや!」

呂律が回らないティエリア。非常に可愛い。


この天使が如き赤ん坊がああなるのか…。
いや、成長しても天使が如く可愛いのだが。




床に降ろしてやると、テコテコと言う表現がしっくり位可愛い歩き方で歩く。
どこに行くのだろうと見守っていると、忘れてたアイツの所だった。

「はろ! はろ!」

床に転がっていたハロ、すっかり忘れ去られていた。



「へぇ、ハロって分かるんだ」

「はろ! はろ!」

小さな手でペチンペチン叩く。



「こらこら叩いちゃダメでしょ」

ここはちゃんとしつけないと。


ロックオンがティエリアを抱き上げる。
いつも抱き上げるのはハロなのだが今はティエリア。拗ねないでくれよ、ハロ。



ティエリアは悪びれる様子もなく(既にこの性格…)、ロックオンに大人しく抱っこされる。

さっきまでは暴れてた癖に。
アメの力は絶大だ。




「あら、泣き止んでる」

ドアには一時間前、泣きじゃくるティエリアを押し付けた張本人、スメラギが立っていた。


「スメラギさん!」

「ティエリアがいない間のミッションプランがほぼ決定しました。
後、もう一つ決めなきゃいけないことがあるんだけど…」

スメラギがにっこり笑った。





--------------------------------------------------


「ティエリア、食え」


「コラ、そこは『あーん』だろ」

「僕が代りにやってあげようか?」


食堂。
刹那の膝の上にはティエリアが座っていた。




スメラギが決めなくてはいけないと言っていた事は、役割分担。

食事。
風呂。
就寝。


『お、じゃあ刹那は余った食事当番な』

『……』

自分は運がないのかじゃんけんで負けた。


ぶっちゃけ、刹那はどれでも良かった。
ただ、自分が食べつつティエリアにも食べさせるのが面倒臭くて、出来れば他が良かった。





【担当:食事】



「おい刹那! ティエリア大変な事になってるぞ?」

「あ」

考え事をしている内に、ティエリアが素手で茶碗の飯を食べている。
腕中、顔中米粒だらけ。


「しまった…」

「あーあ」

その様子をロックオンとアレルヤは笑いながら見ている。

酷い。少しは助けてくれ。てか見てたなら止めてくれ。




はぁー、と自然にため息が漏れた。
どうしてくれるんだ。
自分の膝もよく見れば米粒だらけ。

この後始末もきっと自分がするんだろう…。



「せちゅな」

「はぁー、…何だ?」

何だか、食欲すら失せてきた。



「せちゅな、あーん」

ティエリアがご飯を握りしめた手を突き上げた。



「!」

ロックオンがガタっと音を立てて立ち上がったのが分かった。




「くれるのか?」
「あい!」

ティエリアの体が180度回転する。
刹那と向かい合う形になった。そして「あーん」と笑顔で手を口元に宛がう。



「い…いただきます」

が、中々行動に移れない。
刹那はどうやって食えば良いんだと悩んでいた。




少し口を開けたところを見計らって、

「んぐ!!!」

ティエリアの小さな拳が刹那の口の中に消えた。




口の中にうす塩味の米…お粥の味と一緒にティエリアの五本指がバラバラと動く。

ちゅぱっとティエリアの腕を引き抜いた。
嗚咽が走る寸前だった。


「おいち?」

おいしいも糞もあるか…。
いや、お粥は美味しかった。ティエリアも食事する前に手を洗わせたし別に汚い訳じゃない。




「刹那ずりぃーーー!」

ロックオンが大きな声を上げた。
一応、お前マイスター内じゃ年長だろうが。



ティエリアはと言うと、また新しくお粥を掴み、自分の口へ持っていこうとする。



「だーーー! 駄目だ!!!!」

またロックオンが叫んだ。


「そのまま食ったら、刹那と間接キスになるじゃんか!」

「は?」

まあ、確かにそうなるが。



「手を一旦洗わせろ。俺がやるから」

「ロックオン…そこまでしなくても」

アレルヤが弱々しく口を挟んだ。


「じゃあお前はティエリアのファースト間接キスの相手が刹那になってもいいのかよ?」

「え! そ…それはぁ……困りますけど…」


困るのかよ。


「だろ!? せめて布巾ででも」

ロックオンが席を立ったその時、



「ごちしょしゃま!」

パン。と手の平を合わせた。

言い争っている内に完食してしまった。


「あ…盗られた……ファースト間接キス………」

ロックオンはテーブルの上に突っ伏し、項垂れた。



「せちゅな、ごちしょしゃま?」

見上げてくる赤く、丸い瞳。
「せちゅな」…か。



「もう少し食べる。だからもう少し膝の上にお座りな?」

「あい」

今度はスプーンの使い方を覚えさせよう。
刹那の頭は、ティエリアに教えるシュミレートでいっぱいだった。
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プロフィール
HN:
兎羽
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女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)

A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。

映画終わってもまだまだ熱いもん!


※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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