こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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更新が無いのも申し訳ないのでシリーズですね。
これの制作日が今年の3月の頭でした。
凄いほっといてた。
ほっといてるものなんてわんさかあるんだけどね!
------------------
設定は本編のままです。カテゴリーの通りセカンド設定。
ライルさんです。
タブーな質問に今日、触れてみた。
「なあティエリア、兄さんの遺品とかないの?」
「遺品?」
先程、みっちりMSの操縦方法を叩きこまれた相手はキョトン顔で振り返った。
まだノーマルスーツに身を包んだまま。
「前の母艦は四年前の戦いで全壊してな……、遺品と言える物は塵一つ残ってない」
予感はしていたが、流石に一つも残ってないと言われると残念で仕方なった。
「遺品と言えるかどうか分からないが、その抱えているハロと、彼がかつて乗っていたガンダムがある。ガンダムなら今度ドックに寄った時にでも見ると良い」
残っている物は戦っていた証拠のみ。
しかし俺が欲しかったのは兄の生活が感じられる物。
「本当にそれだけ?」
「残念だが」
ティエリアの赤い目が揺れた。
本当にそうなのだろう、出し惜しみする理由もないし。
「ならさ、兄さんからプレゼントされた物とかある?」
「プレゼント…?」
しかし、直ぐに首を振った。
「そっか……、あんたなら、何か貰ってると思ったのになぁ」
「え?」
「あ?」
どう言う意味だと聞きたそうな顔をしてみせる。
が、直ぐに俯きながら続けた。
「そう言う物なら、僕より刹那に聞いた方が良い。まるで弟の様に可愛がっていたからな」
確かに、今の年齢から引くと、まだ10代半ば。子供じゃないか。
元から面倒見の良い兄だ、幼かった彼を弟の様に面倒を見ていて不思議はない。
「それと、フェルトにも当ってみると良い。彼は、フェルトを気遣っていたから……」
それを言うと俺の横を通り過ぎ、更衣室に入って行った。
当然俺も着替えに入る。
「………」
ロッカーから制服を取り出すティエリア。
明らかに彼は悲しそうな顔をしていた。
「俺さ、てっきりアンタに兄さんは指輪の一つでも渡してると思っていたよ」
バッと顔を上げた。
「何故……そう思う?」
「だって、アンタ、このクルーの中で一番兄さんの事、想ってたっぽいじゃん」
目が見る見る開いていく。
想っていた事を否定する気はないのか再び俯いた。
「皆、思っているさ。彼は、優しいから」
(そう、誰にでも。だから、こそ好きなんだ……)
ライルは自分の予想が外れて驚いていた。
フェルトの視線と、彼の視線には直ぐに気付いた。
全く、罪な男だ。
しかし、フェルトの時と何か違和感を覚えた。
それが確信に変わったのはこの前奪還したアレルヤの反応を見た時。
(てっきり、兄さんとあーんな関係だと思ってたのにな)
「僕は、本当に何も貰っていない。貴方は何を勘違いしている?
……覚えているのは、声と、手の温もりと、言葉と……」
「記憶、だけか……」
でも、それだけ鮮明に覚えてるって事は。
(何だ、兄さん知ってて手を出さなかったのか? それとも鈍感なのか?)
大人になった兄は知らないのだ。
「俺ならお前みたいなタイプ、ほっとけないねぇ。
真っ直ぐで強くて。兄さんをこれ程まで忘れないで想い続けて。凄く複雑だけど分かりやすい性格」
「君は、何が言いたい……?」
「危うくて、目が離せない」
兄さんはどんな表情でティエリアを見詰めたのだろう?
きっと、優しさを含んでながらも、悪戯っぽくて、大人っぽくて。
「……ロックオン…」
そう呼んだ後、ティエリアは酷く後悔した顔をした。
ティエリアは兄さんをこう呼んでいたのか。
でも、今ので十分に分かった。
ティエリアは兄さんが好きだった。いや、現在進行形。
でも兄さんはティエリアに手を出していない。
それだけ分かれば十分。
「君は、やはり双子だな、そっくりだ」
きっと、認めてしまえれば。
------------------------------
≪何か次が裏りました。いずれ此処のページに裏ブログのURLを張るかもしれません≫
≪ライルも可愛いよ、ライルも≫
追記:
続き、裏りました。
それでは裏ブログのリンクです→【2】
裏ブログには毎度おなじみのパスが掛かってます。
他の裏記事と一緒で、『√25の平方根の数字』がパスワードです。
文字数が少ないですが大丈夫です。
ユーザー名(上の欄)は未入力、下のパスワードの欄に答えを入力して下さい。
ヒントページのリンクも作ったので張っておきます。
ところで参考になるのか、このページ。
これの制作日が今年の3月の頭でした。
凄いほっといてた。
ほっといてるものなんてわんさかあるんだけどね!
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設定は本編のままです。カテゴリーの通りセカンド設定。
ライルさんです。
タブーな質問に今日、触れてみた。
「なあティエリア、兄さんの遺品とかないの?」
「遺品?」
先程、みっちりMSの操縦方法を叩きこまれた相手はキョトン顔で振り返った。
まだノーマルスーツに身を包んだまま。
「前の母艦は四年前の戦いで全壊してな……、遺品と言える物は塵一つ残ってない」
予感はしていたが、流石に一つも残ってないと言われると残念で仕方なった。
「遺品と言えるかどうか分からないが、その抱えているハロと、彼がかつて乗っていたガンダムがある。ガンダムなら今度ドックに寄った時にでも見ると良い」
残っている物は戦っていた証拠のみ。
しかし俺が欲しかったのは兄の生活が感じられる物。
「本当にそれだけ?」
「残念だが」
ティエリアの赤い目が揺れた。
本当にそうなのだろう、出し惜しみする理由もないし。
「ならさ、兄さんからプレゼントされた物とかある?」
「プレゼント…?」
しかし、直ぐに首を振った。
「そっか……、あんたなら、何か貰ってると思ったのになぁ」
「え?」
「あ?」
どう言う意味だと聞きたそうな顔をしてみせる。
が、直ぐに俯きながら続けた。
「そう言う物なら、僕より刹那に聞いた方が良い。まるで弟の様に可愛がっていたからな」
確かに、今の年齢から引くと、まだ10代半ば。子供じゃないか。
元から面倒見の良い兄だ、幼かった彼を弟の様に面倒を見ていて不思議はない。
「それと、フェルトにも当ってみると良い。彼は、フェルトを気遣っていたから……」
それを言うと俺の横を通り過ぎ、更衣室に入って行った。
当然俺も着替えに入る。
「………」
ロッカーから制服を取り出すティエリア。
明らかに彼は悲しそうな顔をしていた。
「俺さ、てっきりアンタに兄さんは指輪の一つでも渡してると思っていたよ」
バッと顔を上げた。
「何故……そう思う?」
「だって、アンタ、このクルーの中で一番兄さんの事、想ってたっぽいじゃん」
目が見る見る開いていく。
想っていた事を否定する気はないのか再び俯いた。
「皆、思っているさ。彼は、優しいから」
(そう、誰にでも。だから、こそ好きなんだ……)
ライルは自分の予想が外れて驚いていた。
フェルトの視線と、彼の視線には直ぐに気付いた。
全く、罪な男だ。
しかし、フェルトの時と何か違和感を覚えた。
それが確信に変わったのはこの前奪還したアレルヤの反応を見た時。
(てっきり、兄さんとあーんな関係だと思ってたのにな)
「僕は、本当に何も貰っていない。貴方は何を勘違いしている?
……覚えているのは、声と、手の温もりと、言葉と……」
「記憶、だけか……」
でも、それだけ鮮明に覚えてるって事は。
(何だ、兄さん知ってて手を出さなかったのか? それとも鈍感なのか?)
大人になった兄は知らないのだ。
「俺ならお前みたいなタイプ、ほっとけないねぇ。
真っ直ぐで強くて。兄さんをこれ程まで忘れないで想い続けて。凄く複雑だけど分かりやすい性格」
「君は、何が言いたい……?」
「危うくて、目が離せない」
兄さんはどんな表情でティエリアを見詰めたのだろう?
きっと、優しさを含んでながらも、悪戯っぽくて、大人っぽくて。
「……ロックオン…」
そう呼んだ後、ティエリアは酷く後悔した顔をした。
ティエリアは兄さんをこう呼んでいたのか。
でも、今ので十分に分かった。
ティエリアは兄さんが好きだった。いや、現在進行形。
でも兄さんはティエリアに手を出していない。
それだけ分かれば十分。
「君は、やはり双子だな、そっくりだ」
きっと、認めてしまえれば。
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≪ライルも可愛いよ、ライルも≫
追記:
続き、裏りました。
それでは裏ブログのリンクです→【2】
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他の裏記事と一緒で、『√25の平方根の数字』がパスワードです。
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兎羽
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性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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