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こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです! 見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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リボンズを登場させたかっただけ。


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リボンちゃん、
腹黒い予定だったのに、わがままな性格になりつつある…(´`;
そして軽くヤン。


それは珍しく俺が家に一番に帰って来た日。
五時間授業で部活も無くて、久し振りにゆっくり趣味に没頭しようと思ってた日。



玄関先に人がいた。

帽子を被っていて良く分からなかったが自分とそう年齢は変わらない様に見えた。


こちらに気付いた少年が、振り向く。
帽子から見えるのは、珍しい若草色の髪と紫色の瞳。


「この家の方ですか?」
「そうだが」

すると、その少年は帽子を外し笑顔で、

「初めまして、リボンズ・アルマークです」



リボンズ……どこかで聞いた事があったと思ったら思い出した。
そうだ、先日ティエリアが弟の事をリボンズと呼んでいた。






【同世代親子】




「何故ここにいるんだ、リボンズ…?」

「やあ、久し振りだね姉さん!」


いきなりティエリアに抱きつき、頬をスリスリさせている。


とりあえずティエリアが帰宅するまでリビングに上がらせ、飲み物なんかを出していたところだった。


「今日、帰って来たら玄関にいた」

「何で、どうやってここまで来たんだ?! その前に、僕は奴に住所は教えてない筈だ…!」


先日聞いた話の続きによれば、サーシェスと結婚する事をあっさり容認したらしい。それだけ興味がなかったという事だ。彼女は言った。



「一生懸命探したんだよ?」

未だにティエリアに抱きついたまま。


「ところで姉さん、この人誰? 結婚するのはもっと大人だって聞いたんだけど」

この人誰? とは失礼な。
流石はティエリアの弟、酷く性格に癖がある様で。


「僕の子供だ」

間違っちゃいないが、その言い方は駄目だ。


「結婚相手の連れの子って、こんなに歳いってたの?! 姉さん、何かされてない?!」

凄くムッとした。確かに綺麗で可愛くてどこか危うくて、守ってあげたくなるが断じて手は出していない。

…そう言えば、サーシェスは……、考えたくもない。



「この人が結婚相手じゃない事は分ったけど、じゃあその結婚予定の相手は?」

こいつ、結婚「予定」と言ってる。

こいつ、完全にシスコンだ。
あわよくばこの二人の幸福を引き裂きに来たんだ。


「あ、アリーからメールだ」

ピピピと携帯を操作する。

「今晩は遅くなるそうだ。仕事が忙しいのだな」


こう言う時に限って。
お前さえ来れば弟の矛先はお前に行くのに、お前がいない所為で今は全てが俺に来ている。


「僕、姉さんが結婚したい相手が来るまで帰らないから!」

そう言えば、弟と彼女は一つ違いだと言っていた。


と言う事は俺と同い年の筈。
こいつはアレハンドロとかいう奴に大層可愛がられて育った様で、大分性格に難がある。

ティエリアとはまた違った癖の強い性格。












「僕、姉さんの手料理、初めてだな~」

仕方ないので、とりあえずと夕飯を作り始めるティエリア。

取り残されたのは俺と弟。
…おじさん?


「毎日あんな感じで料理作っているんですか?」

「まあ」

ニコニコ話していたと思ったら、突然笑顔が消えた。


「っち、見ず知らずのオッサンが姉さんの手料理を毎日毎日……ブツブツ」


これは相当キてる。サーシェスが帰って来た途端、殺されそうだ。


「…家に帰らなくて良いのか? お前の養父は相当お前を溺愛してるそうだが…」

「ああ、そうだね。アレハンドロに電話しないとな」
アイツ、煩いんだよな。と。


「あ、アレハンドロ様? 僕です。今日は少し遅くなりそうなんです、はい……ありがとうございます」

さっきまで呼び捨てだったくせに、今は「様」付けだ。

自分も人の事は言えないが、猫被ってる…。


「それより、随分姉さんは自分の素性を曝した様だね」

そして独占力も強いのだろう、酷く嫉妬した表情をしている。


「お前こそ、ティエリアとアレハンドロ事、どこまで知っている…?」


アレハンドロとの、事。


「アレハンドロ? ああ、あの事ね」

「知っているんだろ…?! なら!」


溺愛しているお前からの頼みなら、奴も聞いてくれたかもしれないのに。


「だって、姉さんが黙ってろって言ったんだし、それに姉さんは、
僕を守ってくれる存在だし」

「貴様っ!」


ティエリアが守ってくれるのが当たり前。その考え方が頭にきた。
ティエリアが今までどんな気持ちで十年間耐えてきたと思っているんだ。
一発殴ろうかと思った。


「ご飯が出来た。……どうかしたか?」

タイミング悪く、ティエリアが呼びに来た。


「ごはん何? 姉さん!」

「有り合わせで悪いがオムライスだ」

「わあ! 早く行こう!」

人が変わった様にティエリアの背中を嬉しそうに押すリボンズ。


部屋を出て聞く直前、こちらを振り向き、

「それと、姉さんを守ってあげるのは僕だから」

黒い笑顔が背筋を凍らせた。


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一旦切ります。

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兎羽
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実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
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只今実家を離れて就職中(東北出身)

A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。

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