こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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これがやりたかった。
もう一本、あるんだぜ…?
4と5の間です。
4.5、もうあったのでどうしようかと思った。
ティエリア視点でございます。
-------------------------------
悩みと言う程ではないが、気になる事がある。
それは、全くもってCBがこれからする事に関係なく。
ましてや自分にも関係ない。
最近、彼がやけにあっさりなのだ。
「ティエリア、ありがとう。暫く大丈夫そうだから、多分今夜は呼ばないと思う」
「了解しました」
朝、後10分、後5分、3分1分、後10秒……。
しつこい以外の言い様がなかった男が……。
「では、失礼します」
「おう」
あっさりなんだ、最近。
いつからだろう、でも、確かにやけにあっさりな日は突然やって来た。
こっちとしては、非常に助かる。
前は無駄な時間ロスにイライラしていた。
「……何を思っているのだ…? 俺は……」
人間の考える事が分からない。
人の心は簡単に変わる、そんなの、ヴェーダから何度も言われている。
だから俺がいる。
もしもの時は、俺が裁く。
ですが、やはり分からないです、ヴェーダ。
一瞬で態度を変える。俺は何かした覚えはない。
分からない、人間はどうしてこうも面倒なつくりをしているのだ。
……こんな事に神経を使うのは止そう。
俯いていた顔を上げ、足早に自室に戻った。
【体温中毒解毒者】
「………」
やはり人間は面倒だ。
直ぐに心変わりする。
「本当にごめん、大丈夫だと思ったんだけどな……」
「構いません、後は寝るだけなので。ですが、あまり突然予定を変更しないでいただきたい」
その日の夜、暫くは大丈夫だと朝言ったにも関わらず呼び出された。
そうだ、そう言えば、最近あまり切羽詰まった感じがしない。
前は、来るなり引き寄せ、服を脱がされ、直ぐ寝てしまう。
なのに、今は困ったような笑顔を向け、こちらへ来いと手招きする程度。
これは、症状が緩和して来たという事なのだろうか…?
「あ、今日はシャツ着たままで良いよ、寒いだろ?」
「あ……、はい」
「ん? どうかしたか?」
「いえ……貴方は最近、大人しいと思いまして……」
「大人しいって……俺、別に煩いキャラじゃなかったろ?」
違う、そういう意味じゃない。
何と言えば良いのだろうか?
動かない俺を見かねて、彼は久し振りに自分から迎えに来た。
「……違うよ、別にお前が嫌いになった訳じゃない…」
「嫌いにって……、別に俺は貴方に嫌いになられても構わない。好意を抱かれても困りますが」
「ティエリア、またお前はそんな事言って」
いつもより、緩めに抱きついて来た。
いつも服をまさぐる手は、今日は俺の頭を撫でる。
「寝ないのですか?」
こんな行為こそ、時間の無駄だ。
寝れる時に寝るべきだ。
「ったく、お前は初めっからそうだよなー……」
折角、俺が、空気読んで。
なんてブツブツ何か言っている。
「ロックオン・ストラトス?」
「まず、そのストラトスまで付けるの止めて欲しいな」
そう言いながら、ベッドに俺を誘導し、横にする。
「壁、感じるんだけど」
「そう言われても」
「本当は本名で呼んで欲しいとこだけど……」
「貴方っ、もし言ったなら…!」
「言わない言わない、怒るなよ」
この人は、本当に言ってしまいそうで困る。
気が緩んだら負けだな。
暫く無言で過ごす。
照明も落とし、彼はてっきり寝てしまったと思った、その時だ。
「ティエリア、正直面倒か?」
横から話し掛けられた。
何だ、起きていたのか。
心配しなくとも、貴方が寝た後出て行くなどと言う行為はしないのに。
「何がですか?」
「こうやって俺と寝るの」
たまに、定期的に、こう言う事を聞いて来る。
毎回同じ事を答えるのも、いい加減面倒なのだが。
「俺の睡眠時間の邪魔をする訳ではないですし」
「だってさ、俺が寝返りとか打った時とか、起きちゃう事とかないのか?」
いつもなら、「なら良いけど」と言って寝てしまうのに。
今日は更に聞き返して来た。
「ないです。俺は緊急アラームが鳴らない限り起きません」
「そうなのか?」
「俺は……」
そういう風に出来ている。
「俺は寝ます」
「あ…ああ、ごめんな、おやすみ」
そう言って、俺にぴったりとくっ付くものの、今日は胸に顔を埋めて来ない。
いつもは顔を埋めて来て、そのまま寝てしまうのに。
「…? ティエリア、どうかしたのか?」
「な…んでもない」
違和感。
身動きがいつもより取りやすくて、
呼吸もしやすくて、
暑苦しくないのに。
目が、醒めた。
反対に、ロックオンは直ぐに眠りに着き、規則正しい呼吸が聞こえて来た。
「症状が、緩和しているのか……」
良い傾向だ。
このまま行けば、完璧なマイスターになりうる。
いずれ、俺がいなくても良くなる。
俺が必要に無くなる。
無くなる、なくなって……。
そこで思考が切れた。
正確に言えば、俺は眠ったのだ。
俺は夢を見ない。
何故か、見た事がない。
人が夢を見る理由は、今日起きた事、学んだ事を整理するかららしい。寝ている間に頭の整理が行われているから。
赤ん坊や子供などは特にそうらしい。
完璧な俺は夢を見ない。
夢を、見てみたいとは思わないが。
貴方がたまに、寝ているのにも関わらず微笑んだ時、どんな夢を見ていたのか問いたくなる。
貴方は、いつか僕がいなくなっても、笑って眠れる様になるのでしょうね。
手が無意識の内に貴方を探す。
見付けた貴方の手を、初めて自ら握り締めた。
-----------------------------------------
≪考えるの楽しいです(^p^≫
もう一本、あるんだぜ…?
4と5の間です。
4.5、もうあったのでどうしようかと思った。
ティエリア視点でございます。
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悩みと言う程ではないが、気になる事がある。
それは、全くもってCBがこれからする事に関係なく。
ましてや自分にも関係ない。
最近、彼がやけにあっさりなのだ。
「ティエリア、ありがとう。暫く大丈夫そうだから、多分今夜は呼ばないと思う」
「了解しました」
朝、後10分、後5分、3分1分、後10秒……。
しつこい以外の言い様がなかった男が……。
「では、失礼します」
「おう」
あっさりなんだ、最近。
いつからだろう、でも、確かにやけにあっさりな日は突然やって来た。
こっちとしては、非常に助かる。
前は無駄な時間ロスにイライラしていた。
「……何を思っているのだ…? 俺は……」
人間の考える事が分からない。
人の心は簡単に変わる、そんなの、ヴェーダから何度も言われている。
だから俺がいる。
もしもの時は、俺が裁く。
ですが、やはり分からないです、ヴェーダ。
一瞬で態度を変える。俺は何かした覚えはない。
分からない、人間はどうしてこうも面倒なつくりをしているのだ。
……こんな事に神経を使うのは止そう。
俯いていた顔を上げ、足早に自室に戻った。
【体温中毒解毒者】
「………」
やはり人間は面倒だ。
直ぐに心変わりする。
「本当にごめん、大丈夫だと思ったんだけどな……」
「構いません、後は寝るだけなので。ですが、あまり突然予定を変更しないでいただきたい」
その日の夜、暫くは大丈夫だと朝言ったにも関わらず呼び出された。
そうだ、そう言えば、最近あまり切羽詰まった感じがしない。
前は、来るなり引き寄せ、服を脱がされ、直ぐ寝てしまう。
なのに、今は困ったような笑顔を向け、こちらへ来いと手招きする程度。
これは、症状が緩和して来たという事なのだろうか…?
「あ、今日はシャツ着たままで良いよ、寒いだろ?」
「あ……、はい」
「ん? どうかしたか?」
「いえ……貴方は最近、大人しいと思いまして……」
「大人しいって……俺、別に煩いキャラじゃなかったろ?」
違う、そういう意味じゃない。
何と言えば良いのだろうか?
動かない俺を見かねて、彼は久し振りに自分から迎えに来た。
「……違うよ、別にお前が嫌いになった訳じゃない…」
「嫌いにって……、別に俺は貴方に嫌いになられても構わない。好意を抱かれても困りますが」
「ティエリア、またお前はそんな事言って」
いつもより、緩めに抱きついて来た。
いつも服をまさぐる手は、今日は俺の頭を撫でる。
「寝ないのですか?」
こんな行為こそ、時間の無駄だ。
寝れる時に寝るべきだ。
「ったく、お前は初めっからそうだよなー……」
折角、俺が、空気読んで。
なんてブツブツ何か言っている。
「ロックオン・ストラトス?」
「まず、そのストラトスまで付けるの止めて欲しいな」
そう言いながら、ベッドに俺を誘導し、横にする。
「壁、感じるんだけど」
「そう言われても」
「本当は本名で呼んで欲しいとこだけど……」
「貴方っ、もし言ったなら…!」
「言わない言わない、怒るなよ」
この人は、本当に言ってしまいそうで困る。
気が緩んだら負けだな。
暫く無言で過ごす。
照明も落とし、彼はてっきり寝てしまったと思った、その時だ。
「ティエリア、正直面倒か?」
横から話し掛けられた。
何だ、起きていたのか。
心配しなくとも、貴方が寝た後出て行くなどと言う行為はしないのに。
「何がですか?」
「こうやって俺と寝るの」
たまに、定期的に、こう言う事を聞いて来る。
毎回同じ事を答えるのも、いい加減面倒なのだが。
「俺の睡眠時間の邪魔をする訳ではないですし」
「だってさ、俺が寝返りとか打った時とか、起きちゃう事とかないのか?」
いつもなら、「なら良いけど」と言って寝てしまうのに。
今日は更に聞き返して来た。
「ないです。俺は緊急アラームが鳴らない限り起きません」
「そうなのか?」
「俺は……」
そういう風に出来ている。
「俺は寝ます」
「あ…ああ、ごめんな、おやすみ」
そう言って、俺にぴったりとくっ付くものの、今日は胸に顔を埋めて来ない。
いつもは顔を埋めて来て、そのまま寝てしまうのに。
「…? ティエリア、どうかしたのか?」
「な…んでもない」
違和感。
身動きがいつもより取りやすくて、
呼吸もしやすくて、
暑苦しくないのに。
目が、醒めた。
反対に、ロックオンは直ぐに眠りに着き、規則正しい呼吸が聞こえて来た。
「症状が、緩和しているのか……」
良い傾向だ。
このまま行けば、完璧なマイスターになりうる。
いずれ、俺がいなくても良くなる。
俺が必要に無くなる。
無くなる、なくなって……。
そこで思考が切れた。
正確に言えば、俺は眠ったのだ。
俺は夢を見ない。
何故か、見た事がない。
人が夢を見る理由は、今日起きた事、学んだ事を整理するかららしい。寝ている間に頭の整理が行われているから。
赤ん坊や子供などは特にそうらしい。
完璧な俺は夢を見ない。
夢を、見てみたいとは思わないが。
貴方がたまに、寝ているのにも関わらず微笑んだ時、どんな夢を見ていたのか問いたくなる。
貴方は、いつか僕がいなくなっても、笑って眠れる様になるのでしょうね。
手が無意識の内に貴方を探す。
見付けた貴方の手を、初めて自ら握り締めた。
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HN:
兎羽
HP:
性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
A型!身長約150!腐女子!
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