こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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妖精さんティエ。
出会いも考えないと。
「貴方に花をあげます」
去年、花屋さんに見事就職したアレルヤから鉢植えに植えられた一輪の花を貰った。
「誕生日プレゼントです」
「俺の誕生日3月なんですけど! 今12月だし!」
ご近所さんの彼とは小さい時から面識があった。
「貴方の私生活は乱れています。花でも育てて心を清くして下さい」
と、言うものの、実は発注ミスなのか頼んでもいない花を仕入れてしまい店長に好きにしていいと言われたのだ。
「何で俺なの?」
「さっき言った通りです。花を育てて癒されて下さい。育ててた花が咲いた時の喜びは言い様がありませんよ?」
可愛らしくピンクのリボンまで巻いてあるその花はまだ蕾だった。
綺麗な紫色の蕾は普通の花より大きく、大きな花が咲くと誰が見ても思う。
「12月で冬なのに今にも咲きそうなんですよ? 凄いですね。
なんて花なんでしょう? 僕も実は分からないんです」
「はい」と笑顔で渡されりゃ、断れる筈もなく。
「咲いたらぜひ見せて下さいねー!」
「へいへい」
花を育てるなんて、朝顔以来だ。
とりあえず、水をあげてりゃ勝手に育つだろ。と安易な考えでコップに水を入れ土に掛けてやる。
一応暖かい部屋で育ててあげる位の常識はある。
「うー、さむ」
よく、「アイルランド出身なんだから寒さには強いよな!」と言われるが、それはあくまでも『生まれ』の話であって、『育ち』は日本なのだ。
アレルヤだって、生まれは中国だが育ちは日本だ。
「さっさと咲いちまえ」
あれから一週間、気がついた時にテキトウに水をあげ、寒くない様に窓辺に置いてただけなんてアレルヤに言ったらきっとボコボコ。
「でも枯れないから不思議だよなー」
もう直ぐ咲きそうで咲かない。蕾は貰った時より確実に大きくなっている。
「それにしてもデカいな…」
蕾を指で突っついてみると、重いのか左右に大きく揺れる。
その時、
ぼとん
「あ」
指で弄ってたら、衝撃に耐えられず、
「しまった………」
咲く前に蕾を落としてしまいました…。
「やべえよな…やべえよ」
頭の中じゃ、もうアレルヤへの言い訳をフルで考えている。
「うぅ…痛い……」
? …どこからか声が聞こえた。外からだろうか?
落ちた蕾を拾い上げ、どうしようかと考えていると蕾が微かに動いているような気が…。
「虫…?」
確かに蕾がモゾモゾと動いている。
背筋が凍り、情けないが固まってしまった。
「んしょ」
バリバリと、花弁を裂く。中から覗くのは小さな人間の手。
「っぱあ!」
「あ…はは、俺、変な夢見てる…?」
次に現れたのは人の頭。(ミニ)
「…?」
ガっツリ目が合った。
「貴方が花を育ててくれたのか?」
「…え? …まあ、はい」
「僕は妖精です。以後よろしく」
「はいいいいい?!!! ってか以後?!」
「ティエリアです。蕾の中でずっと貴方に会いたかった…ろっくおん」
とりあえず、自称妖精さんの笑顔の挨拶にクラりときた俺の脳は、大分終わってる。
今日は12月9日。俺は普通の大学生じゃなくなった日。
------------------------------------
≪エヘヘヘヘ(´∀`*書き殴りw≫
≪とりあえず出会いのメモ書き。ティエは12月9日に咲きました≫って設定を書きたいだけ。
出会いも考えないと。
「貴方に花をあげます」
去年、花屋さんに見事就職したアレルヤから鉢植えに植えられた一輪の花を貰った。
「誕生日プレゼントです」
「俺の誕生日3月なんですけど! 今12月だし!」
ご近所さんの彼とは小さい時から面識があった。
「貴方の私生活は乱れています。花でも育てて心を清くして下さい」
と、言うものの、実は発注ミスなのか頼んでもいない花を仕入れてしまい店長に好きにしていいと言われたのだ。
「何で俺なの?」
「さっき言った通りです。花を育てて癒されて下さい。育ててた花が咲いた時の喜びは言い様がありませんよ?」
可愛らしくピンクのリボンまで巻いてあるその花はまだ蕾だった。
綺麗な紫色の蕾は普通の花より大きく、大きな花が咲くと誰が見ても思う。
「12月で冬なのに今にも咲きそうなんですよ? 凄いですね。
なんて花なんでしょう? 僕も実は分からないんです」
「はい」と笑顔で渡されりゃ、断れる筈もなく。
「咲いたらぜひ見せて下さいねー!」
「へいへい」
花を育てるなんて、朝顔以来だ。
とりあえず、水をあげてりゃ勝手に育つだろ。と安易な考えでコップに水を入れ土に掛けてやる。
一応暖かい部屋で育ててあげる位の常識はある。
「うー、さむ」
よく、「アイルランド出身なんだから寒さには強いよな!」と言われるが、それはあくまでも『生まれ』の話であって、『育ち』は日本なのだ。
アレルヤだって、生まれは中国だが育ちは日本だ。
「さっさと咲いちまえ」
あれから一週間、気がついた時にテキトウに水をあげ、寒くない様に窓辺に置いてただけなんてアレルヤに言ったらきっとボコボコ。
「でも枯れないから不思議だよなー」
もう直ぐ咲きそうで咲かない。蕾は貰った時より確実に大きくなっている。
「それにしてもデカいな…」
蕾を指で突っついてみると、重いのか左右に大きく揺れる。
その時、
ぼとん
「あ」
指で弄ってたら、衝撃に耐えられず、
「しまった………」
咲く前に蕾を落としてしまいました…。
「やべえよな…やべえよ」
頭の中じゃ、もうアレルヤへの言い訳をフルで考えている。
「うぅ…痛い……」
? …どこからか声が聞こえた。外からだろうか?
落ちた蕾を拾い上げ、どうしようかと考えていると蕾が微かに動いているような気が…。
「虫…?」
確かに蕾がモゾモゾと動いている。
背筋が凍り、情けないが固まってしまった。
「んしょ」
バリバリと、花弁を裂く。中から覗くのは小さな人間の手。
「っぱあ!」
「あ…はは、俺、変な夢見てる…?」
次に現れたのは人の頭。(ミニ)
「…?」
ガっツリ目が合った。
「貴方が花を育ててくれたのか?」
「…え? …まあ、はい」
「僕は妖精です。以後よろしく」
「はいいいいい?!!! ってか以後?!」
「ティエリアです。蕾の中でずっと貴方に会いたかった…ろっくおん」
とりあえず、自称妖精さんの笑顔の挨拶にクラりときた俺の脳は、大分終わってる。
今日は12月9日。俺は普通の大学生じゃなくなった日。
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≪エヘヘヘヘ(´∀`*書き殴りw≫
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兎羽
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性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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