こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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ヤンでる兄貴、楽しいです(^p^
実は、これ、2より先に妄想した話です。
実質こっちが2で、前のが3です。
出来あがってから、初夜がねぇ。って思って。
誤字脱字、確認してないかもしれないです……あったらどうしよう。
不意に目が覚めた。
枕元に置いた携帯端末を探し、時間を確認してみると午前3:42。
最近は夜中に目を覚ます事は減ったのに。
久し振りに目が覚めたと体を起こした。眠くないのだ。
「んぅ……」
隣から声が聞こえて驚く、そうだ、昨日は呼んだのだった。
横で眠るティエリアは、今夜も隣で寝ていてくれた。
勿論、一糸纏わぬ姿で。
別に、昨夜性交をした訳じゃない。
単に、裸の方が体温をダイレクトに感じるからであって、ティエリアに性的興奮を覚える筈もなかった。
俺も一応裸だが、ちゃんとズボンを履いている。
「ロックオン…?」
朝ですか? と目を擦るティエリア。
「まだだ。ごめんな、起しちまって。寝てて良いぞ?」
無言で頷くと、ボスっと音を立てて枕にダイブし、再び夢の中へ。
(寝起きのコイツって、案外子供っぽいよなー…)
横に寝転がって頬杖を突き、顔に掛かった前髪を払ってやった。
風邪を引かせたら大変だ。
掛け布団を掛けてやると気持ち良さそうに身を捩る。
「ティエリア…?」
返事は無い。
「……可愛いなー、お前さんはよ」
眉間に力が入っていない彼の顔は、本当に天使。
同性にこんな事言うなんて、絶対周りから引かれるだろうが本当だから仕方ない。
ティエリアの体温は心地良いものだった。
いつも一夜限りの女だったから、繰り返し同じ体温を感じた事がなかった。その為不思議な気分なのだ。
ティエリアの肌は子供の様な触り心地と柔らかさ。体温も子供の様に高かった。
ティエリアは体温が低めだと思っていたのだが、案外高くて驚いたのはつい最近。
「寝なきゃ、駄目だよな?」
眠るティエリアを抱き寄せ、彼の手を探す。
見付けたらすかさず絡めた。
一夜限りの女にそこまで出来なかった。
恋人でもないのに、そんな事しないで。と。
だから、一晩中抱き寄せて、手を握り締めて、頼んだら明日も来てくれる。
体以上に、精神が安心しているんだと実感した。
【体温中毒者:3】
ピピピピピ。端末から機械音がした。
「ふぁー…」
今度こそ朝だ。
そう思った。
ぼやけた頭は無意識の内に彼の体温を探す。
「……!」
いない?!
「起きたのですか?」
声がした方を見上げれば、Yシャツのボタンを留めるティエリアが立っていた。
「……ああ、おはよう、ティエリア」
「ミーティングまで時間がある。俺は自室に戻ります」
「そうか……。ありがとな」
「いいえ、ではまた後で」
いつものカーディガンを羽織り終わり、そそくさとドアの方へ行ってしまう。
「ティエリア!」
「はい、どうしましたか?」
「………」
俺がこんな切羽詰まった声で呼んだのに。
彼はいつもの調子で振り向いた。
「歯切れが悪い、意思表示して下さい」
「……後、三分だけ………」
仕方ないな、と息を一つ吐くと未だベッドの上にいる俺の前まで来て、
「三分は長い、一分だ」
ティエリアの胸に頭を埋めた。
洗剤の匂いがした後、ティエリアの匂いがした。
そしてこの体温を感じてやっと目が覚める。
本当に駄目な人間だと自嘲する毎朝。
:
:
『凄いじゃない、命中率今まで最高よ?!』
戦闘のシミュレーションを終えた後、直ぐに戦術予報士から通信が入った。
「本当ですか? 嬉しいなぁ」
『ひょっとしたら、あの子に褒められるんじゃない?』
「あの子?」
『ティエリアよ』
ティエリア、その単語に胸が跳ねた。
朝に、たった一分間だけ感じた温もりを思い出す。
『ロックオン、この後予定は?』
「いえ、特にありませんけど」
『なら、新しい戦闘時のフォーメーション考えたの。目を通して貰えないかしら?』
「分かりました。後でデータを送っておいて下さい」
フォーメーションは刹那のと連携の方が多い。
機体同士の相性なのか、武力介入した後も彼と組む事の方が多くなると言われた。
そうなったら、耐えれるだろうか、自分は。
「あ、お疲れ様ですロックオン」
あの日、ティエリアと関係を結んだ更衣室。
中には既にキュリオスと、ヴァーチェのマイスターが着替えていた。
「ロックオン、さっきスメラギさんから聞きました。成績更新おめでとうございます」
「ああ、さっきのか。ありがと」
ちらり、アレルヤの奥で着替えるティエリアを盗み見るもこちらを見もしない。
褒めてはくれない様だ。
ノーマルスーツのチャックを下し、アンダーウェアが覗く。
「……!」
「ロックオン?」
「いや……あ、そうだ。新しいフォーメーションプラン、来たな」
「はい、さっき僕達にも送られて来ました」
危ない、そんな体の線がハッキリと出る姿を見たら……。一瞬だが抱きつこうと思った自分がいた。
「先程目を通した」
「え? ホント? 流石ティエリア、早いね」
「何だ、君はまだ見てないのか? 君とのフォーメーションだ」
ああ、やっぱりか。
じゃあ、俺のは刹那とか。
こんな言い方じゃ、刹那が嫌いみたいだ。決してそうではないのに。
端末を取り出し早速確認してる辺り、アレルヤも真面目な性格だ。
「ねぇ、ティエリア、これってどういう意味?」
「君は馬鹿か」
「馬鹿って、酷い……」
「図があるだろう、ほら」
ティエリアが端末をアレルヤに見せ、指導する。
「そこ、此処が良く分からないんだ」
「ああ、そこはな―――」
ティエリアがアレルヤに見やすいよう画面を傾け、アレルヤは見える様に画面を覗き込んだ。
「……ぁ」
顔が、近い。
「じゃあ、次のタイミングで僕は左に旋回して……」
「そうだ、分かっているじゃないか」
息が、掛かっているんじゃないか?
「凄いなー、ティエリアは」
「君は……、少しは自分で考えるようになれ!」
「いたたたた! 耳引っ張らないで…!」
俺と絡めた指先が、アレルヤの耳に―――。
「ティエリア!!!」
自分でも驚く程響いた。
当然、二人も固まっている。
「あっ……悪い、大きな声、出して……」
アレルヤなんかは、俺が大声を上げている姿を見るのは初めてだ。控え目に「いえ……」と引き攣った笑顔を見せた。
「あんま、過激な事すんなよ…?」
「……はい」
ティエリアも驚いた顔をしていた。
いつもなら、「コラコラ、止めなさい」なんて兄弟喧嘩の仲裁をする母親の様な口調だから。
「だ、大丈夫ですよ、僕体頑丈ですし」
アレルヤも焦っていた。
アレルヤは俺が大声を上げた理由を耳を引っ張ったからだと思っている様だが、実際はもっと歪んでいて。
(ティエリアが、他の奴に触れているのが許せないのか…?)
まさか。
「悪い、ごめんな……じゃあまた」
確かに、ティエリアの体温は今までの中でも相当相性が良いと感じていた。
また感じたいと思える体温だった。
だが、そのティエリアの体温が俺以外の人物に伝わっていると思うと、胸がムカムカしてくる。
嫉妬か?
俺は嫉妬してしまったのか?
独占したがっていると言うのか?
ティエリアと俺は恋人関係ではない。
ティエリアは、俺が戦える様にとしている事。
ティエリアだって恋愛感情を抱いていない事は確かだ。
寧ろ、計画の完遂の為の行為だ。先にあるのは俺じゃなくてヴェーダだ。
「そんな事、あって堪るかよ…!」
今夜は、やっぱり呼ばない。
-----------------------
≪ヤンでる兄貴が楽しくて堪らない(´`≫
≪まだストックあるんだ……ぜ?≫
実は、これ、2より先に妄想した話です。
実質こっちが2で、前のが3です。
出来あがってから、初夜がねぇ。って思って。
誤字脱字、確認してないかもしれないです……あったらどうしよう。
不意に目が覚めた。
枕元に置いた携帯端末を探し、時間を確認してみると午前3:42。
最近は夜中に目を覚ます事は減ったのに。
久し振りに目が覚めたと体を起こした。眠くないのだ。
「んぅ……」
隣から声が聞こえて驚く、そうだ、昨日は呼んだのだった。
横で眠るティエリアは、今夜も隣で寝ていてくれた。
勿論、一糸纏わぬ姿で。
別に、昨夜性交をした訳じゃない。
単に、裸の方が体温をダイレクトに感じるからであって、ティエリアに性的興奮を覚える筈もなかった。
俺も一応裸だが、ちゃんとズボンを履いている。
「ロックオン…?」
朝ですか? と目を擦るティエリア。
「まだだ。ごめんな、起しちまって。寝てて良いぞ?」
無言で頷くと、ボスっと音を立てて枕にダイブし、再び夢の中へ。
(寝起きのコイツって、案外子供っぽいよなー…)
横に寝転がって頬杖を突き、顔に掛かった前髪を払ってやった。
風邪を引かせたら大変だ。
掛け布団を掛けてやると気持ち良さそうに身を捩る。
「ティエリア…?」
返事は無い。
「……可愛いなー、お前さんはよ」
眉間に力が入っていない彼の顔は、本当に天使。
同性にこんな事言うなんて、絶対周りから引かれるだろうが本当だから仕方ない。
ティエリアの体温は心地良いものだった。
いつも一夜限りの女だったから、繰り返し同じ体温を感じた事がなかった。その為不思議な気分なのだ。
ティエリアの肌は子供の様な触り心地と柔らかさ。体温も子供の様に高かった。
ティエリアは体温が低めだと思っていたのだが、案外高くて驚いたのはつい最近。
「寝なきゃ、駄目だよな?」
眠るティエリアを抱き寄せ、彼の手を探す。
見付けたらすかさず絡めた。
一夜限りの女にそこまで出来なかった。
恋人でもないのに、そんな事しないで。と。
だから、一晩中抱き寄せて、手を握り締めて、頼んだら明日も来てくれる。
体以上に、精神が安心しているんだと実感した。
【体温中毒者:3】
ピピピピピ。端末から機械音がした。
「ふぁー…」
今度こそ朝だ。
そう思った。
ぼやけた頭は無意識の内に彼の体温を探す。
「……!」
いない?!
「起きたのですか?」
声がした方を見上げれば、Yシャツのボタンを留めるティエリアが立っていた。
「……ああ、おはよう、ティエリア」
「ミーティングまで時間がある。俺は自室に戻ります」
「そうか……。ありがとな」
「いいえ、ではまた後で」
いつものカーディガンを羽織り終わり、そそくさとドアの方へ行ってしまう。
「ティエリア!」
「はい、どうしましたか?」
「………」
俺がこんな切羽詰まった声で呼んだのに。
彼はいつもの調子で振り向いた。
「歯切れが悪い、意思表示して下さい」
「……後、三分だけ………」
仕方ないな、と息を一つ吐くと未だベッドの上にいる俺の前まで来て、
「三分は長い、一分だ」
ティエリアの胸に頭を埋めた。
洗剤の匂いがした後、ティエリアの匂いがした。
そしてこの体温を感じてやっと目が覚める。
本当に駄目な人間だと自嘲する毎朝。
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『凄いじゃない、命中率今まで最高よ?!』
戦闘のシミュレーションを終えた後、直ぐに戦術予報士から通信が入った。
「本当ですか? 嬉しいなぁ」
『ひょっとしたら、あの子に褒められるんじゃない?』
「あの子?」
『ティエリアよ』
ティエリア、その単語に胸が跳ねた。
朝に、たった一分間だけ感じた温もりを思い出す。
『ロックオン、この後予定は?』
「いえ、特にありませんけど」
『なら、新しい戦闘時のフォーメーション考えたの。目を通して貰えないかしら?』
「分かりました。後でデータを送っておいて下さい」
フォーメーションは刹那のと連携の方が多い。
機体同士の相性なのか、武力介入した後も彼と組む事の方が多くなると言われた。
そうなったら、耐えれるだろうか、自分は。
「あ、お疲れ様ですロックオン」
あの日、ティエリアと関係を結んだ更衣室。
中には既にキュリオスと、ヴァーチェのマイスターが着替えていた。
「ロックオン、さっきスメラギさんから聞きました。成績更新おめでとうございます」
「ああ、さっきのか。ありがと」
ちらり、アレルヤの奥で着替えるティエリアを盗み見るもこちらを見もしない。
褒めてはくれない様だ。
ノーマルスーツのチャックを下し、アンダーウェアが覗く。
「……!」
「ロックオン?」
「いや……あ、そうだ。新しいフォーメーションプラン、来たな」
「はい、さっき僕達にも送られて来ました」
危ない、そんな体の線がハッキリと出る姿を見たら……。一瞬だが抱きつこうと思った自分がいた。
「先程目を通した」
「え? ホント? 流石ティエリア、早いね」
「何だ、君はまだ見てないのか? 君とのフォーメーションだ」
ああ、やっぱりか。
じゃあ、俺のは刹那とか。
こんな言い方じゃ、刹那が嫌いみたいだ。決してそうではないのに。
端末を取り出し早速確認してる辺り、アレルヤも真面目な性格だ。
「ねぇ、ティエリア、これってどういう意味?」
「君は馬鹿か」
「馬鹿って、酷い……」
「図があるだろう、ほら」
ティエリアが端末をアレルヤに見せ、指導する。
「そこ、此処が良く分からないんだ」
「ああ、そこはな―――」
ティエリアがアレルヤに見やすいよう画面を傾け、アレルヤは見える様に画面を覗き込んだ。
「……ぁ」
顔が、近い。
「じゃあ、次のタイミングで僕は左に旋回して……」
「そうだ、分かっているじゃないか」
息が、掛かっているんじゃないか?
「凄いなー、ティエリアは」
「君は……、少しは自分で考えるようになれ!」
「いたたたた! 耳引っ張らないで…!」
俺と絡めた指先が、アレルヤの耳に―――。
「ティエリア!!!」
自分でも驚く程響いた。
当然、二人も固まっている。
「あっ……悪い、大きな声、出して……」
アレルヤなんかは、俺が大声を上げている姿を見るのは初めてだ。控え目に「いえ……」と引き攣った笑顔を見せた。
「あんま、過激な事すんなよ…?」
「……はい」
ティエリアも驚いた顔をしていた。
いつもなら、「コラコラ、止めなさい」なんて兄弟喧嘩の仲裁をする母親の様な口調だから。
「だ、大丈夫ですよ、僕体頑丈ですし」
アレルヤも焦っていた。
アレルヤは俺が大声を上げた理由を耳を引っ張ったからだと思っている様だが、実際はもっと歪んでいて。
(ティエリアが、他の奴に触れているのが許せないのか…?)
まさか。
「悪い、ごめんな……じゃあまた」
確かに、ティエリアの体温は今までの中でも相当相性が良いと感じていた。
また感じたいと思える体温だった。
だが、そのティエリアの体温が俺以外の人物に伝わっていると思うと、胸がムカムカしてくる。
嫉妬か?
俺は嫉妬してしまったのか?
独占したがっていると言うのか?
ティエリアと俺は恋人関係ではない。
ティエリアは、俺が戦える様にとしている事。
ティエリアだって恋愛感情を抱いていない事は確かだ。
寧ろ、計画の完遂の為の行為だ。先にあるのは俺じゃなくてヴェーダだ。
「そんな事、あって堪るかよ…!」
今夜は、やっぱり呼ばない。
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≪ヤンでる兄貴が楽しくて堪らない(´`≫
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HP:
性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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