短編９

今年は千葉にある東京ネズミーランドが２５周年で、今年がねずみ年で大層盛り上がってて行きたいと、
キンハー大好きな親友に電話口で聞きまして。

入野さんと宮野さん達は行かないのかな？
でっかい鍵を引っ下げて。

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「よし！　みんなでディ●ニーランドへ行こう！」

その一言で、４人だけのプチ修学旅行が始まった。


「いいかー？　退園時間はパレード終了後すぐな」
「了解した」


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「なぜこんな真夏なのに、あんなものを着てるのだ？」
「違います！　あれはミッ●ーです！」
「だから、あれは空気性が悪くて暑いだろう」
「刹那・Ｆ・セイエイ、彼はあれが仕事なのだ」
「中に人なんか入ってないの！」

「ロックオン、無理しなくていいよ」（ｂｙアレルヤ）

≪ロックオンは叱り役（´｀≫

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「あの中で何時間も働かなくてもならないとは。頭が胴と同じくらいのでかさだ。中で操縦する者はそうとうな精神力と体力を有するな」
「確かにそうだけど、操縦じゃねーぞ」

「クネクネするな、駆逐するぞ」
「やめなさい刹那！　後ろでチャックを探さないの！」

≪ティエは冷めた目線で着ぐるみ…ミッ●ーを見てると思う≫
≪それかマジでいると信じる≫
≪ミッ●ー達のオーバーアクションって、ちょっと引きませんか…？≫

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「次、あれ乗りましょうよ！」
「断る！　さっきから君が選ぶ物は何なんだ！象の乗物（ダ●ボ）に黄色い熊の乗物（プー●ん）に……（ｴﾝﾄﾞﾚｽ）」

「なあ、アレルヤ、ファンタジーランドからそろそろ抜けないか？」

「えー！　ア●スのティーパーティー乗りましょうよ」
「何がティーパーティーだ！ただのコーヒーカップじゃねぇかよ！」
「じゃあ君達だけ乗って来ればいい」

：
：
「おえーーーー」
「刹那、回すの上手いね」（←強化人間）
「これは中々楽しかった」

「ロックオン・ストラトス、吐くならトイレに行って下さい」

≪ティーカップ…あれ酔いません…？≫
≪アレルヤはファンタジーとトゥーンランドから抜け出さないと思う≫

*―ﾟ+.｡ｏ○*☆*○ｏ｡.+ﾟ―*

「あーーー」
「どうしたアレルヤ？」
「ロックオン酷いです！怖がるティエリアの肩を抱くなんて！」
「な…！いつの間にそんな写真を…、貸せ！焼き払う！」
「なぁアレルヤ、その写真もう一枚買って来てくれよ。
いやー、可愛かったなー、落ちる落ちるって半泣きで抱きつくティエリア」
「っく…！人を笑うとは万死！」
「ぐえ」

「ねぇ刹那、せめて落ちてる時位はリアクション取ろうよ…。笑うとか驚くとか」
「次はスペースマウンテンだな」

≪あの落ちる瞬間に写真を撮ってくれるジェットコースターです≫
≪私、ジェットコースター大好きですｗ≫

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「…見えない」
「…見えない」

子供二人が人ごみの中でむくれていた。

「しょうがないだろ？　パレードはみんな見たいもんさ」
「貴様らは見えるだろう」

頭１個分違う刹那は完全に見えない。

「よし、ティエリア！俺が抱っこしてやる！」
「断ります」
「うわー下心見え見え」
「エロックオン」

てか、刹那にしてあげなよ。ほら、怒らせるとどうなるか分からないよ？

：
：
「どこ行くんだ刹那？」
「見えないからエクシアから見て来る」
「まさか乗って来るつもりか？！」
「そこまでしなくても…！」
「刹那・Ｆ・セイエイ、僕も乗せてけ」
「だめーーーー」



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≪パレードは絶対に見えない！≫
≪そして逸れる原因≫












*―ﾟ+.｡ｏ○*☆*○ｏ｡.+ﾟ―*　　*―ﾟ+.｡ｏ○*☆*○ｏ｡.+ﾟ―*

「ロックオン、何ですこれは？」
「２０００円で買った」
「そう言う事じゃなくて…」
「可愛すぎ！似合いすぎティエリア！」

ぷぅさんのヘアバンド着用。

「…今日はもう疲れました。あんなに歩いたのも初めてだし、人は沢山いるし」
「でも楽しかっただろ？」
「…」
「…じゃあ今度は二人っきりで行くか！」
「本当ですか？！……あ！いえ、その」
「んーんー、分かった分かった」
「勘違いしないで下さい！アレルヤは餓鬼臭い所から動こうとしないし、刹那は勝手にどこかに行くし…」
「（おうおう、つんでれ～）絶対行こうな」
「……絶対ですよ…」
「おう！その時はリゾートに泊ってこうな！ダブルベットの部屋で」

抱きつくなよー…、今お前はぷぅさんの耳プラスで可愛さ倍増中なんだからな。



「そういう話は二人きりの時して下さい」
「エロックオン」

≪エロックオン…良い言葉や、お気に（え≫