こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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完全にボツった話。作成日が夏休み入る直前の日にちだった。
珍しくセカンドを意識したけど駄目だったネタだね。
ライルさんだし。
なんか、アルバム見てたらふと思い出してフォルダ探したらありました。
似たようなネタ他にもホイホイあるからゴミ箱に捨てます。
謝ります。ごめんなさい。
「へー、ハロって便利だなー」
「ハロ凄い!ハロ凄い!」
先日オレンジ色の球体、ハロを渡された。
何とこれは情報端末機らしい。人工AI搭載の為、ちゃんと返事もくれる。
「これ、兄さんも使ってたんだって?」
「ハロ、ロックオンの相棒!」
「あはは、可愛い相方だ事で」
一応、個人情報はきっちり管理されてるらしい。俺が見られる情報はどのくらいか分からないが、スパイの役目を果たさなければ。
「結局、どこまでも兄さんの御世話に頼るのか……」
大学のお金から何まで。
やっと自分の意志と力で参加したカタロンも戦力不足。
それを補う為に結局俺は、また兄を、兄の過去を頼るのだ。
「そんな事、言ってらんねーけどな。
ハロ、これは何のフォルダだ?」
「お写真!お写真!」
「写真?」
開くと300枚近くの画像。
しかし、日付は4年前から一枚も増えていない。
日を追うごとに撮る日数の間が広がっていき、
最後は多分、仲の良いクルー達の集合写真で幕を閉じていた。
「あ、兄さん発見」
その隣に写り込むのは今より大分幼い顔をした少年、俺を此処へ連れて来た刹那もいる。
髪型が幼いフェルト。
俺と一緒に来たスメラギさん。
イアンさんもいた。
今より傷が少ないラッセ。
「前髪邪魔そー」
この前救出したアレルヤ。それでガンダム乗れるのか?
「お、教官殿は変わらず」
むすっとした表情、相も変わらず……。
「兄さん、慕われてたんだろうな」
「みんな大好きロックオン!」
胸がぎゅっと詰まる。
みんな俺に何を求めてるんだ、俺は。
「結構強引に撮ってるな」
仏教面の少年二人を無理やり引き寄せて。
はにかんだフェルト。
酒を交わしながら。
こんだけ慕われてりゃ、比べられる訳だ。面影を追いかける訳だ。
更に下にスクロールして行くと、フォルダをまた一つ発見する。
「ん? 何だ、このフォルダ鍵掛かってる」
「パスワード、パスワード」
「知る訳ねーじゃん」
兄さんしか知りえないのだろう。
だからきっと4年前から誰も開けていないのだろう。
「入力ドウゾ! 入力ドウゾ!」
「だから分からな――」
「音声認識完了、肉声データ、ロックオン・ストラトス。フォルダオープン」
「はぁ?!」
音声認識。
確かにパスワードじゃ地道に打ってりゃ当たる。もしくはプログラムでちょちょいと。
声、更に録音じゃ開かない仕組みじゃ、誰もパスワード解除は出来ない。
「俺、そんなに兄さんの声とそっくりなんだ……」
兄がそこまでして隠したかったフォルダ。
見ちゃいけないと俺の良心が訴えるが、ひょっとしたら、極秘情報が……。
画像アイコンを開く。
「ティ、エリア…?」
画像一発目は、さっきまでMSの指導をしてくれた少年。
しかも寝顔。誰かの膝枕。
ハロで撮ったと考えると、多分、この脚は兄のもの。
移り込む手には手袋、写真を見た限り手袋をしているのは兄だけ。
「うわ」
寝ぼけ眼のティエリア。
撮られて怒ってるティエリア。
下に行けば行くほど凄くなってきた。
「シャツ一枚?!」
物凄いフリーなティエリアが。
「でも、笑えば可愛いもんだなー」
俺にはいつも仏教面。
「ちょっと待てよ、これ仲良いレベルじゃ無くね……?」
待て待て、これなんか完全にティエリア、兄さんに抱きついてご満悦じゃねーか。
「ティエリア! ロックオン! 相思相愛!」
「そっ…?!」
更に下へ行くと、ファイル形式が違う物を見付けた。
なんとムービーまである。
再生をクリックした。
『ハロ、ティエリア撮って来い』
兄の声。
人の足、床のタオル、多分シャワー室。
『ロックオン! ハロを使って何してるんですか!!』
画面がグルリと回転する。多分ティエリアが拾ったんだ。
『あはは、もうバレた』
『盗撮しようなんて! 貴方って人は!!』
グルグル回るハロの視界には一瞬だけ笑った兄が映った。
「…!」
次の瞬間には兄の顔のどアップ。
『ん!』
ハロが上を向く。
逆光で見えないが、二人の間に隙間は無く。
長く垂れた前髪を掻き上げ、どうにか気持ちを落ち着かせようとするが出来ない。
「マジかよ………」
『ティエリア、愛してる』
『誤魔化さないで下さい!』
「ハロ、二人は……」
「相思相愛!」
「っ!」
ハロから伸びるコードを引き抜く。
ディスプレイにエラーが出て強制終了される。
知ってしまった。
兄と彼との関係。
でも、彼は、ティエリアからは何も聞いてない。
恋人と同じ顔をしている筈なのにそんな視線、感じた事もない。
「ハロ、今日の閲覧履歴、全部削除な?」
「了解!」
-----------------------------
≪続か……ない≫
≪アルバム小説読んでました。「オーケイ」「オーライ」の掛け合いをする双子を見て、この二人が分からなくなって来た≫
≪てかティエリアに想いを馳せろよおおおおおおおおお≫
珍しくセカンドを意識したけど駄目だったネタだね。
ライルさんだし。
なんか、アルバム見てたらふと思い出してフォルダ探したらありました。
似たようなネタ他にもホイホイあるからゴミ箱に捨てます。
謝ります。ごめんなさい。
「へー、ハロって便利だなー」
「ハロ凄い!ハロ凄い!」
先日オレンジ色の球体、ハロを渡された。
何とこれは情報端末機らしい。人工AI搭載の為、ちゃんと返事もくれる。
「これ、兄さんも使ってたんだって?」
「ハロ、ロックオンの相棒!」
「あはは、可愛い相方だ事で」
一応、個人情報はきっちり管理されてるらしい。俺が見られる情報はどのくらいか分からないが、スパイの役目を果たさなければ。
「結局、どこまでも兄さんの御世話に頼るのか……」
大学のお金から何まで。
やっと自分の意志と力で参加したカタロンも戦力不足。
それを補う為に結局俺は、また兄を、兄の過去を頼るのだ。
「そんな事、言ってらんねーけどな。
ハロ、これは何のフォルダだ?」
「お写真!お写真!」
「写真?」
開くと300枚近くの画像。
しかし、日付は4年前から一枚も増えていない。
日を追うごとに撮る日数の間が広がっていき、
最後は多分、仲の良いクルー達の集合写真で幕を閉じていた。
「あ、兄さん発見」
その隣に写り込むのは今より大分幼い顔をした少年、俺を此処へ連れて来た刹那もいる。
髪型が幼いフェルト。
俺と一緒に来たスメラギさん。
イアンさんもいた。
今より傷が少ないラッセ。
「前髪邪魔そー」
この前救出したアレルヤ。それでガンダム乗れるのか?
「お、教官殿は変わらず」
むすっとした表情、相も変わらず……。
「兄さん、慕われてたんだろうな」
「みんな大好きロックオン!」
胸がぎゅっと詰まる。
みんな俺に何を求めてるんだ、俺は。
「結構強引に撮ってるな」
仏教面の少年二人を無理やり引き寄せて。
はにかんだフェルト。
酒を交わしながら。
こんだけ慕われてりゃ、比べられる訳だ。面影を追いかける訳だ。
更に下にスクロールして行くと、フォルダをまた一つ発見する。
「ん? 何だ、このフォルダ鍵掛かってる」
「パスワード、パスワード」
「知る訳ねーじゃん」
兄さんしか知りえないのだろう。
だからきっと4年前から誰も開けていないのだろう。
「入力ドウゾ! 入力ドウゾ!」
「だから分からな――」
「音声認識完了、肉声データ、ロックオン・ストラトス。フォルダオープン」
「はぁ?!」
音声認識。
確かにパスワードじゃ地道に打ってりゃ当たる。もしくはプログラムでちょちょいと。
声、更に録音じゃ開かない仕組みじゃ、誰もパスワード解除は出来ない。
「俺、そんなに兄さんの声とそっくりなんだ……」
兄がそこまでして隠したかったフォルダ。
見ちゃいけないと俺の良心が訴えるが、ひょっとしたら、極秘情報が……。
画像アイコンを開く。
「ティ、エリア…?」
画像一発目は、さっきまでMSの指導をしてくれた少年。
しかも寝顔。誰かの膝枕。
ハロで撮ったと考えると、多分、この脚は兄のもの。
移り込む手には手袋、写真を見た限り手袋をしているのは兄だけ。
「うわ」
寝ぼけ眼のティエリア。
撮られて怒ってるティエリア。
下に行けば行くほど凄くなってきた。
「シャツ一枚?!」
物凄いフリーなティエリアが。
「でも、笑えば可愛いもんだなー」
俺にはいつも仏教面。
「ちょっと待てよ、これ仲良いレベルじゃ無くね……?」
待て待て、これなんか完全にティエリア、兄さんに抱きついてご満悦じゃねーか。
「ティエリア! ロックオン! 相思相愛!」
「そっ…?!」
更に下へ行くと、ファイル形式が違う物を見付けた。
なんとムービーまである。
再生をクリックした。
『ハロ、ティエリア撮って来い』
兄の声。
人の足、床のタオル、多分シャワー室。
『ロックオン! ハロを使って何してるんですか!!』
画面がグルリと回転する。多分ティエリアが拾ったんだ。
『あはは、もうバレた』
『盗撮しようなんて! 貴方って人は!!』
グルグル回るハロの視界には一瞬だけ笑った兄が映った。
「…!」
次の瞬間には兄の顔のどアップ。
『ん!』
ハロが上を向く。
逆光で見えないが、二人の間に隙間は無く。
長く垂れた前髪を掻き上げ、どうにか気持ちを落ち着かせようとするが出来ない。
「マジかよ………」
『ティエリア、愛してる』
『誤魔化さないで下さい!』
「ハロ、二人は……」
「相思相愛!」
「っ!」
ハロから伸びるコードを引き抜く。
ディスプレイにエラーが出て強制終了される。
知ってしまった。
兄と彼との関係。
でも、彼は、ティエリアからは何も聞いてない。
恋人と同じ顔をしている筈なのにそんな視線、感じた事もない。
「ハロ、今日の閲覧履歴、全部削除な?」
「了解!」
-----------------------------
≪続か……ない≫
≪アルバム小説読んでました。「オーケイ」「オーライ」の掛け合いをする双子を見て、この二人が分からなくなって来た≫
≪てかティエリアに想いを馳せろよおおおおおおおおお≫
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HN:
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HP:
性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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