こんなに可愛いなんて反則だっ おにいちゃんといっしょ－２人目－２（再生s×紫 ﾊﾟﾛ♀）

さっきの続きです。
個人的には１の方で切った方が良かったと後悔している！

この話の最後に、みんなの年齢設定について昨日悶々と考えたのを書いております。
設定とか。こういうの考えている自分って…って良く思います。

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泣けば泣くほどリジェネに似てる。
いや、リジェネより酷い泣き方をする。



「おやおや、お困りの様ですねぇ、おねぇさん」

「……っ僕は男…！　あ」


顔を上げるとニヤニヤしたリジェネが立っていた。




「り……じぇ…？」

「ティエリア、この人はアニューじゃないよ。
良く見なよ、おっぱいないだろ？」



知り合い？
ティエリア？

どっかで聞いた事がある。




ティエリア？
ティエリア？


「ティエリア？！」

「気付くの遅いよ」


だって、どう見たって小学生じゃないか！
何歳？！


「この人はねー、リヴァイブ」

「リヴぁ…？」

「僕等の兄弟」

「きょーだい？」


どうして気付かなかった。
そうだ、こんなにも似てるじゃないか。


「リヴァイブ…？」

「名前覚えた？ 前言ったじゃないか、沢山いるよって」



大きな赤い目をパチクリ。

リジェネがティエリアを抱き上げた。


「やっぱり兄妹の縁は凄いねぇ。バッタリ会っちゃうなんて」

「本当に、こんなに小さいのか？」

「ほんとだよ。僕にそっくりで可愛いだろ？　母親一緒なんだよ」



もっとちゃんとアニューとヒリングの話を聞いておけば良かった。

先日、ブリング宅に泊まった時の話を興奮気味に話された。
可愛い以外の単語を聞いた気がしない。

半分以上聞き流していたから小学生なのだと気付けなかった。


『かぁわいいのよ！　ぎゅうっとしてくるの！』
『リジェネの１００億倍は可愛いわよ！』
『色んな服着せたいわ！　ピンクのヒラヒラ！』


ピンク？　ヒラヒラ？


「おんなっ？！！」

「みんなまずそこから入るんだね」

「だって、服装男っ！」

「そこは彼女の嗜好だから」



じっと見ると、確かに女の子だ。



それにしても、あの男は最期の最期まで、汚らわしい。
僕のコンプレックスであり、トラウマである父親を想うとどうしようもなくイライラする。





「ティエリア、ごめんな」

声の主は僕等の長兄。
彼もいたのか。いつの間にか後ろに立っていた。


「ブリングおにぃちゃっ、おにいちゃあああ！」

やっぱりさっき呼んだのはブリングだったのか。


「ブリングって、こんなキャラだっけ…？」

「あはは～」


ティエリアをリジェネから掻っ攫うとぎゅうぎゅうに抱き締めた。
これはこれは。


「だって、ティエリア可愛いもんねぇ」

「可愛いって……」

否定は出来ない。
確かに顔はそこら辺の子供モデルより可愛い。外見は。


「すまないな、リヴァイブ」

まさか無口なブリングからお礼を言われると。


「いいえ」

ちょっとティエリアの存在に脅威を感じる。



「ホントにアニューおねぇちゃんじゃないの？」

泣き止んで間もない瞳がいつの間にかこちらに向いていた。


「それ、デヴァインにも言ってたよね？」

リジェネがクスクス笑う。

「だって……」

「因みに、僕の方が身長でかいけど、僕が弟だから」

「そーなの？」


カチンときた。
ほら、また僕の身長を笑って。
確かに、兄弟の中でヒリングの次に身長が低いとなると、兄の威厳が傷つく。


「今度、リヴァイブの家に遊びに行こうねティエリア。きっとアニューやヒリングも喜ぶよ！」

「ほんと？！　じゃあ遊びに行くっ、リヴァおねーちゃん！」


リヴァイブをいきなり略すか妹。

「あれ？」

てか今、僕の事「おねーちゃん」って呼ばなかった？



「ぼっ！　僕は男だーーーー！」



酷い。
この兄と妹、やっぱり僕を精神的に虐めてくる辺り、顔よりそっくりだ。



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≪で、出会いました≫
≪残るはりぼんじゅおにいちゃんのみ≫


で、以下、みんなの年齢について考えました。


ティエリア：６歳。
リジェネ　：１６歳

ブリングとデヴァイン：双子で２６歳

ヒリング：１８歳
アニュー：２３歳


で、リボンスとリヴァイブですが、
初めはリヴァ上でリボ弟と考えていたのですが、公式の身長が予想外に小さくて（リヴァイブが）。

顔つきも、リボンズは明らかにファーストより歳とってます。（あんなに可愛かったのに！）
なので、この話の設定はリボンズがお兄ちゃんで。

リボンズ２２で、
リヴァイブ２０で。

他のパロ話と食い違ってますが、臨機応変七変化が肝心だと澪が歌ってましたので。