同世代親子５（パロ♀）

懲りずにやるよ☆（うざ

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「来週、出張あるから」




【同世代親子】





時は経つのが早いもので。あっという間に一週間経った。
宣言通り、サーシェスは会社の出張で一晩家に帰らない。


「今晩はアリーがいないから君の好きなものを作ろう」


この美少女が家に来て、早一週間。
結局どういう経緯で付き合ったのか聞けずにいる。


会話と言えば、
「今晩は何が食べたい？」
「飯が出来た」
「風呂上がった」
「洗濯物を出しておけ」

一番厄介なのが「一緒に学校に行こう」。登校中は何も話さないのだが。



「じゃあグラタン」

正確な答えを出さないと相手が怒る事をこの一週間で学習した。


「了解した」

今夜は晩飯を食ったら、ずっと部屋に引き篭もろう。













部活から帰って来ると、ご希望通りキッチンからグラタンの匂いがする。
意外と料理が上手い彼女は掃除も洗濯も難なくこなす。


「帰ったか」

直ぐにご飯にしようと彼女は言う。


沈黙が痛い晩御飯。いつもは適当にサーシェスが話しているのだが、今日は虚しくテレビの音だけが響く。


不覚にも何かを話さねばと思ってしまう。

「お前は…サーシェスとどうやって出会った？」

いや、違う、

「どうして好きになった？」


この際だ、折角の二人きりのチャンスだ。
それにこの二人に巻き込まれている俺に、知る権利はある筈だ。


「逆に君に問いたい。どうして、折角自分を愛してくれる家族なのに、君はアリーを嫌う？」

確かに、サーシェスは自分を嫌っているとは思っていない。


「彼は、家族として愛してくれると、言ってくれた…」

これはプロポーズの時の言葉だろうか。


「私も、君を愛したい」
「！！」

心臓がドキンと波を打つ。
こんな美少女に「君を愛したい」。家族としてとは分かっていても、トキメクものがある。


「…～///」
自分でも顔が熱くなるのが分かっていく。


「…勝手にしろ」

それしか言葉が出てこなかった。



≪初恋の相手はおかあさん！≫




「刹那…」
（あ…下の名前、付けなくなった）
「何だ？」
「一緒に寝よう」

こっちに拒否権はなかった。


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≪やりたい放題≫
≪女の子はみんな一回は「大きくなったらパパと結婚する」って言うんだよね？≫
≪アリーｘティエ←？せっつん　な構図≫

≪実は刹那とティエのやり取りがやりたいだけかも…≫