こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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短いし、歌のおにいさん観ながら打ったし(笑)
注意!
♀
子供産んでます。出産しました。
違う方の孕んじゃってましたパロと別個でもいいし、同じかもしれないし…(アバウト人間
ぶっちゃけマトリョーシカって単語見たらふっと浮かんだだけだもの。
※病室にいると思って下さい……
-----------------
「マトリョーシカみたいだ」
ウチの妻は馬鹿かと思った。
「は?」
「何です、マトリョーシカも知らないんですか?」
知らない訳じゃない。
ロシアの玩具。開けると中に一回り小さい人形。それが連続。
産まれたばかりの娘は、母親であるティエリアにとても似ていた。
髪の色、目の色、肌の色。
残念ながら俺の要素は何一つない。
女の子だもん、これはこれで結果オーライ。
「何でマトリョーシカなんだ?」
「腹を割ったら同じ顔のものが出てくる。マトリョーシカみたいじゃないですか」
自分の中から、自分と瓜二つの娘。
「………」
物事には例えて良いものと悪いものがあると思う。
これは明らかに可笑しい例え。
冗談にしても笑えない。彼女は冗談は言わない。
本気でそう思ってるんだ。
我が子の出産を、無機質な物に例えるなんて妻は何て脳内をしてるんだ。
「どうしたのです?」
「いんや、これこそティエリアだよなー」
マタニティーブルーの時点で、どっかズレてた。
子育ての不安より、生んだ後体重元に戻るか聞いてくるし。
変なスイッチ入ってヒステリック起こしたら朝まで泣くし。
「どーれ、可愛い娘の顔見せてくれよ?」
妻のベッドに乗っているのを見られると看護婦さんに叱られるが、見付からなきゃいい話。
「絶対美人さんに育つな」
「そうなのですか?」
首を傾げる仕草がまだ子供っぽくて。
「流石俺との子。賢こそうだし、可愛いし」
「むう!
なら何故私に抱き付くんです?!」
目茶目茶誉めてやりたいんだ。良く頑張りましたって。
「もう次の子を作る気か」
聞こえた声に固まった。
「こら、そんな冗談は冗談じゃないよ、刹那?」
嘗ての戦友達は見舞いに来た筈なのに、とても白い目で俺を見ていた。
「わあ! 可愛い!」
まず歓声を上げたのはアレルヤ。
「ティエリアにそっくりだな」
ティエリアに近付き、生まれたばかりの娘を覗く。どさくさに紛れて俺をひっぺ剥がした。
「凄い! ティエリアの要素しかない!」
そんな笑顔でそんな事言うか。
そんなに嬉しいか?
てゆーか、手土産一つもなしで良く来れたな。
「ねえ、何てこの子、呼べばいい?」
名前をニコニコしながら訊いてくるアレルヤ。
「………、マト」
「まと?」
驚いた。
マトって、マトリョーシカのマトか?!
「ティエリア! それはない!」
「じゃあリョーシカ」
変わんねぇよ!!
「えー……?」
「違う! (仮)だから! そんな名前付けないから!!」
何を口論してるか分からないアレルヤはひたすら困った顔をする。
しかし、刹那は地味に分かった。
「マト……リョーシカ?」
「え? あの玩具?」
マトリョーシカと勘のいい刹那は読み取ったが、何で今その単語が出てきているかは分からない。
アレルヤも意味がやはり分からない。
「そうだ! 聞いてくれ二人とも!
私の腹の中から私そっくりの子供が出てくる! 正に私はマトリョーシカみたいではないか?!」
興奮気味にティエリアは話す。
「「………」」
その表情はさっきも見た。
さっきも同じ顔を夫がしていた。
ティエリアは何か可笑しい事でも言ったのかと思い返してみるが、本気な本人は思い当たる節が無い。
「可愛いんだか……ズレてるんだか……」
「可愛いんだよ!」
「いや、ズレてるだろう?」
意味の分からない口論を続ける男共にティエリアは飽きて来た。
「……私も眠くなってきた………な、リョーシカ?」
「お前気に入ってんのか?!」
それだけは阻止。
出産届期限、一週間、ギリギリまでちゃんと考えました。
------------
≪思考回路、ちょっと可笑しいぐらいがティエなんだよ!≫
注意!
♀
子供産んでます。出産しました。
違う方の孕んじゃってましたパロと別個でもいいし、同じかもしれないし…(アバウト人間
ぶっちゃけマトリョーシカって単語見たらふっと浮かんだだけだもの。
※病室にいると思って下さい……
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「マトリョーシカみたいだ」
ウチの妻は馬鹿かと思った。
「は?」
「何です、マトリョーシカも知らないんですか?」
知らない訳じゃない。
ロシアの玩具。開けると中に一回り小さい人形。それが連続。
産まれたばかりの娘は、母親であるティエリアにとても似ていた。
髪の色、目の色、肌の色。
残念ながら俺の要素は何一つない。
女の子だもん、これはこれで結果オーライ。
「何でマトリョーシカなんだ?」
「腹を割ったら同じ顔のものが出てくる。マトリョーシカみたいじゃないですか」
自分の中から、自分と瓜二つの娘。
「………」
物事には例えて良いものと悪いものがあると思う。
これは明らかに可笑しい例え。
冗談にしても笑えない。彼女は冗談は言わない。
本気でそう思ってるんだ。
我が子の出産を、無機質な物に例えるなんて妻は何て脳内をしてるんだ。
「どうしたのです?」
「いんや、これこそティエリアだよなー」
マタニティーブルーの時点で、どっかズレてた。
子育ての不安より、生んだ後体重元に戻るか聞いてくるし。
変なスイッチ入ってヒステリック起こしたら朝まで泣くし。
「どーれ、可愛い娘の顔見せてくれよ?」
妻のベッドに乗っているのを見られると看護婦さんに叱られるが、見付からなきゃいい話。
「絶対美人さんに育つな」
「そうなのですか?」
首を傾げる仕草がまだ子供っぽくて。
「流石俺との子。賢こそうだし、可愛いし」
「むう!
なら何故私に抱き付くんです?!」
目茶目茶誉めてやりたいんだ。良く頑張りましたって。
「もう次の子を作る気か」
聞こえた声に固まった。
「こら、そんな冗談は冗談じゃないよ、刹那?」
嘗ての戦友達は見舞いに来た筈なのに、とても白い目で俺を見ていた。
「わあ! 可愛い!」
まず歓声を上げたのはアレルヤ。
「ティエリアにそっくりだな」
ティエリアに近付き、生まれたばかりの娘を覗く。どさくさに紛れて俺をひっぺ剥がした。
「凄い! ティエリアの要素しかない!」
そんな笑顔でそんな事言うか。
そんなに嬉しいか?
てゆーか、手土産一つもなしで良く来れたな。
「ねえ、何てこの子、呼べばいい?」
名前をニコニコしながら訊いてくるアレルヤ。
「………、マト」
「まと?」
驚いた。
マトって、マトリョーシカのマトか?!
「ティエリア! それはない!」
「じゃあリョーシカ」
変わんねぇよ!!
「えー……?」
「違う! (仮)だから! そんな名前付けないから!!」
何を口論してるか分からないアレルヤはひたすら困った顔をする。
しかし、刹那は地味に分かった。
「マト……リョーシカ?」
「え? あの玩具?」
マトリョーシカと勘のいい刹那は読み取ったが、何で今その単語が出てきているかは分からない。
アレルヤも意味がやはり分からない。
「そうだ! 聞いてくれ二人とも!
私の腹の中から私そっくりの子供が出てくる! 正に私はマトリョーシカみたいではないか?!」
興奮気味にティエリアは話す。
「「………」」
その表情はさっきも見た。
さっきも同じ顔を夫がしていた。
ティエリアは何か可笑しい事でも言ったのかと思い返してみるが、本気な本人は思い当たる節が無い。
「可愛いんだか……ズレてるんだか……」
「可愛いんだよ!」
「いや、ズレてるだろう?」
意味の分からない口論を続ける男共にティエリアは飽きて来た。
「……私も眠くなってきた………な、リョーシカ?」
「お前気に入ってんのか?!」
それだけは阻止。
出産届期限、一週間、ギリギリまでちゃんと考えました。
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≪思考回路、ちょっと可笑しいぐらいがティエなんだよ!≫
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プロフィール
HN:
兎羽
HP:
性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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