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こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです! 見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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迷子のグラさんとティエが出会う話。


「しまった…、カタギリと逸れてしまった……」

地図で見ればあんなに小さい筈の日本が、こうも広いとは。
ただガンダムのプラモデルを買いに来ただけなのに。


しかし変な所で狭い。
あんなに人がぎゅうぎゅうな電車は初めてだ。

それが嫌で元来た駅へ着く前に下車してしまった。


今日は生憎携帯電話を忘れて来てしまった。

「やはりアキハバラへ行くしかないのか…」

ここで一泊は何とかしてま逃れたい。この夕日が沈む前にカタギリと合流しなければ。



「やめて下さい!」

切符を買おうと再び駅に向かって歩き始めた矢先、路地裏から人の声が聞こえた。

こんなに人が溢れかえっているのに、その声はハッキリと聞こえた。

覗いてみると、数人の男の後ろ姿が目に入る。
その奥にはピンク色の影。


「女を襲うとは!  男の恥め!」

ユニオンの領域内で、どんな小さな事でも悪を見過ごす訳にはいかない!



「ああん? 何だコイツ?」

男の一人が胸倉を掴む。その手、挑戦と受取ろう!
次の瞬間には男を背負い投げしていた。軍人から見て、こんなの雑魚同然。


更に女性までを助けるとは、なんと気持ち良いのだろう!


「危ない!」

仲間の一人がズボンからナイフを取り出していた。
ああ、しまった。
が、その衝撃が来る事はなく、代わりにその男が悲鳴をあげた。

襲われていた筈の女性が、男の首筋目掛けて回し蹴り。


「なんと!」

あまりにもフォームが綺麗で、思わず声を上げてしまった。
褒め称えたくて近付く。


「貴方は馬鹿ですか!」

発した言葉は決して感謝ではなかった。
あっけにとられていると更に続ける。


「あんな輩、僕一人でも十分だった」

僕…男だったのか……。

「しかし、助けてくれた事には感謝する」

落としていたバックを拾うと、そそくさと横を通り過ぎた。



「ま、待ってくれ!」
「まだ何か?」
「惚れた!」
「は?」
「君の回し蹴りに惚れた!」


この感じ! 正に一目惚れ!


「私の名はグラハム・エーカー」

「消えて下さい。僕は今忙しいのです」

その釣れない感じ。更に私を燃え上がらせると君は知らないのか!


「実は連れと逸れてしまってな、もし此処の地理に詳しいなら教えて欲しい」

すると、ピタリと動きが止まった。


「貴方もですか…?」


同じ境遇! 正に運命だ!!

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無駄に続きます。
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プロフィール
HN:
兎羽
性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)

A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。

映画終わってもまだまだ熱いもん!


※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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どんな言葉を覚えるのか気になりました。

交流のしなさはご愛敬。
何を覚えるのやら。
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