こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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残り物除去。
2の朝です。
-----------------
「やあ、おはようニール・ディランディ」
「よく眠れた?」
「7時ジャストだ」
「でも5分前行動を手掛けていただきたいな」
兄各々方からお言葉を頂く。
だが昨日の事は言わない所を見ると、リジェネは黙っていてくれたのだろうか?
長テーブルにみんなちゃんと対が向かいに来るよう座っている。
シンメトリー。鏡があるみたいだ。
「さあ朝ご飯にしよう、ティエリア?」
いつのも席なのだろう、リジェネの前にティエリアが座った。
「貴方は真ん中の席をどうぞ」
リボンズからのお言葉。
このシンメトリーの中心に俺は座っていた。
シンメトリーを壊してしまっている気分。
不幸中の幸いは、末っ子ゆえ、ティエリアが隣にいてくれる事。
一方はリジェネだが。
いや、頑張れば俺だってシンメトリーの仲間に入れる。弟を連れてくれば。
それにしても朝から何ちゅう食事だ。
こんなホテルの朝食みたいなのを毎日食べているのか。
「紅茶淹れましょうか?」
唯一の常識人、てか普通っぽい人、アニューは親切にお茶を淹れると立ち上がった。
「いっ、いいです!!」
朝から紅茶か。
住む世界が違うとはこの事か。
それ以降、誰も言葉を発しない。
皿とフォークのぶつかる音のみ。
この沈黙が痛い。
「ああ、そうです」
ちゃき、とリボンズがフォークを皿に置いた。
「おめでとうございます」
何をするかと思ったら、突然拍手し始めた。
パチパチと、一つの拍手が部屋に響く。
「あ、そうでしたね、おめでとうございます」
「おめでとう」
「おめでとうございます」
また一人、一人と拍手が増えていく。
兄姉から続々と祝いの言葉を頂いているが、何の事だか俺はサッパリ。
俺は何をしたかグルグル頭を回す。
…思い当たる事は一つしかないのだが。
しかし、その思い当たる事が「おめでとう」に繋がらない。
「リジェネから聞きましたよ」
「り…ジェネ……」
その名がやはり出て来た。背中に嫌な汗が。
「リジェネが認めたらもう何も言えないしね」
「認めざるを得ない」
「おめでとうティエリア!」
「幸せにしなかったら打っ殺すから」
その言葉の類に覚えがあった。
確かに彼からは聞いた、「僕は押しますよ」、「結婚おめでとう」。
「あの、ええっとぉ……」
「何だ、もっと喜びなよ、」
隣のリジェネが肘を突きながら若干不満有り気な顔をしながらこちらを見る。
「ティエリアとの結婚認めたのに」
「……」
涙が出て来た。
殺されると思い、腹を括っていたのが、まさか。
ティエリアだって驚きを隠せない。
「本当かっ?!」
「うん、いいよ」
リボンズがあっさり返す。
兄姉1/2以上笑っていないがもう気にならない。
「やったぁ! 僕嬉しいです、ロックオン!!」
隣にあった体は、俺目がけて跳んできた。
抱きついたティエリアを今度こそ抱き返す。
もう睨まれたって多分殺される事は無いだろう。
だって公認しちゃったんだから。
「これで貴方と夫婦だ!
これからいっぱいキスもできますね!
やっとえっちもできますね!!」
「ぶーーー!」
食べた物、全て戻って来そうだ。とりあえず今飲んだ水を吐き出してしまった。
ほら、笑顔率が今0%に。
拍手も見事に止んでいた。
「ティ、ティエリア、それはぁ……」
せがむ彼女を止める唯一の方法が「結婚してからな」だったんだ。
青ざめる一同の中で、唯一顔色を変えなかった人物(多分昨晩の光景を見たから)、リジェネは笑顔で言う、
「ってゆー訳で、これから宜しく、井野辺ニールさん?」
井野辺……?
「俺嫁ぐの?!」
「貴方男でしょう、婿ですよ?」
ティエリアからの正しい指摘を頂いた。
嬉しいのに、顔が青くなっていくのが分かる。
血がどんどん抜けていく感じ。
婿入り=俺、ここに暮らすの?!
この後突き付けられた結婚契約書に、
「この家で暮らす」
「夫婦の部屋は別々」
の他に、たった今書き足した様な殴り書きの文字で「手を出したら打っ殺す」。
-------------------------
≪続き、また書きたいです……≫
2の朝です。
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「やあ、おはようニール・ディランディ」
「よく眠れた?」
「7時ジャストだ」
「でも5分前行動を手掛けていただきたいな」
兄各々方からお言葉を頂く。
だが昨日の事は言わない所を見ると、リジェネは黙っていてくれたのだろうか?
長テーブルにみんなちゃんと対が向かいに来るよう座っている。
シンメトリー。鏡があるみたいだ。
「さあ朝ご飯にしよう、ティエリア?」
いつのも席なのだろう、リジェネの前にティエリアが座った。
「貴方は真ん中の席をどうぞ」
リボンズからのお言葉。
このシンメトリーの中心に俺は座っていた。
シンメトリーを壊してしまっている気分。
不幸中の幸いは、末っ子ゆえ、ティエリアが隣にいてくれる事。
一方はリジェネだが。
いや、頑張れば俺だってシンメトリーの仲間に入れる。弟を連れてくれば。
それにしても朝から何ちゅう食事だ。
こんなホテルの朝食みたいなのを毎日食べているのか。
「紅茶淹れましょうか?」
唯一の常識人、てか普通っぽい人、アニューは親切にお茶を淹れると立ち上がった。
「いっ、いいです!!」
朝から紅茶か。
住む世界が違うとはこの事か。
それ以降、誰も言葉を発しない。
皿とフォークのぶつかる音のみ。
この沈黙が痛い。
「ああ、そうです」
ちゃき、とリボンズがフォークを皿に置いた。
「おめでとうございます」
何をするかと思ったら、突然拍手し始めた。
パチパチと、一つの拍手が部屋に響く。
「あ、そうでしたね、おめでとうございます」
「おめでとう」
「おめでとうございます」
また一人、一人と拍手が増えていく。
兄姉から続々と祝いの言葉を頂いているが、何の事だか俺はサッパリ。
俺は何をしたかグルグル頭を回す。
…思い当たる事は一つしかないのだが。
しかし、その思い当たる事が「おめでとう」に繋がらない。
「リジェネから聞きましたよ」
「り…ジェネ……」
その名がやはり出て来た。背中に嫌な汗が。
「リジェネが認めたらもう何も言えないしね」
「認めざるを得ない」
「おめでとうティエリア!」
「幸せにしなかったら打っ殺すから」
その言葉の類に覚えがあった。
確かに彼からは聞いた、「僕は押しますよ」、「結婚おめでとう」。
「あの、ええっとぉ……」
「何だ、もっと喜びなよ、」
隣のリジェネが肘を突きながら若干不満有り気な顔をしながらこちらを見る。
「ティエリアとの結婚認めたのに」
「……」
涙が出て来た。
殺されると思い、腹を括っていたのが、まさか。
ティエリアだって驚きを隠せない。
「本当かっ?!」
「うん、いいよ」
リボンズがあっさり返す。
兄姉1/2以上笑っていないがもう気にならない。
「やったぁ! 僕嬉しいです、ロックオン!!」
隣にあった体は、俺目がけて跳んできた。
抱きついたティエリアを今度こそ抱き返す。
もう睨まれたって多分殺される事は無いだろう。
だって公認しちゃったんだから。
「これで貴方と夫婦だ!
これからいっぱいキスもできますね!
やっとえっちもできますね!!」
「ぶーーー!」
食べた物、全て戻って来そうだ。とりあえず今飲んだ水を吐き出してしまった。
ほら、笑顔率が今0%に。
拍手も見事に止んでいた。
「ティ、ティエリア、それはぁ……」
せがむ彼女を止める唯一の方法が「結婚してからな」だったんだ。
青ざめる一同の中で、唯一顔色を変えなかった人物(多分昨晩の光景を見たから)、リジェネは笑顔で言う、
「ってゆー訳で、これから宜しく、井野辺ニールさん?」
井野辺……?
「俺嫁ぐの?!」
「貴方男でしょう、婿ですよ?」
ティエリアからの正しい指摘を頂いた。
嬉しいのに、顔が青くなっていくのが分かる。
血がどんどん抜けていく感じ。
婿入り=俺、ここに暮らすの?!
この後突き付けられた結婚契約書に、
「この家で暮らす」
「夫婦の部屋は別々」
の他に、たった今書き足した様な殴り書きの文字で「手を出したら打っ殺す」。
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≪続き、また書きたいです……≫
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性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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