こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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時期間に合った?
何か、毎回展開同じなような気がする(汗
「初詣、着物着ませんか?」
「はい??!」
詰め寄られたティエリア、聞いた事の無い単語に眉を潜めた。
「キモノ……とは何でしょうか?」
「昨日さ、刹那の仮住まいに大掃除に行ったんだよ。そしたら日本の民族衣装の着物ってのをたまたま見たんだよ!」
「それを、どうして僕が着なければならないのですか?」
「そりゃあ……」
特に思い付かないロックオンは視線を宙に逃がした。
「いやー、似合うわねぇ」
「………」
「紫色、やっぱりよく似合うわ」
「………」
「彼に感想聞けば?」
不機嫌なティエリアなど気にせずスメラギは次の髪飾りを選んでいた。
「ロックオン……」
「最高!!」
その様子をずっと見ていたロックオンは元気良く拍手をしていた。
何処からか入手してきた着物。自分の髪色に合わせた紫色。
たった今、薄紅色の花を頭に付けられた。
「馬子にも衣装って言うけど、これは大和撫子も逃げ出すわ」
「ヤマ……ナデ?」
スメラギは仕上にと薄桃色のグロスを塗ると満足気に笑った。
着せ替え人形感覚だ。
「やばい、ティエリア……」
擬音を付けるならハァハァ。
ロックオンは今にもティエリアに抱き着きそう。
「これで今晩、ハツモウデとやらに行くのだろう?」
「ああ、ミッションあるから現地集合だけどな」
大晦日だが、悲しい事にCBに祝日はない。
「それにしても動きにくい。苦しいし。
ではミッションに行きますので至急脱がせて下さい」
帯を解けとスメラギに背を向ける。
「駄目よ。それ全部着るのに何時間掛かったと思ってるの?
貴方がミッションから帰って来てまたやるような時間は無いし、めんどくさいし」
ティエリアはスメラギが何を言っているのか一瞬分からなかった。
「それで出撃しなさい」
「ヘルメットは被った方がいいわね」
着物にヘルメット。
実にシュールで面白いが、今のロックオンには笑えなかった。
「ティティティエリア死んじゃいますよ! Gに体が負けますよ?!」
「だぁい丈夫よ。元々ヴァーチェ、動き早くないんだから」
スメラギは手をヒラヒラさせながら言う。
固まるティエリア。特に文句は言わないが。
「もし敵に囲まれて、激しい戦闘になったら…!」
「そこは一緒に組むアレルヤに頼まなきゃ」
「………」
合流ポイントにアレルヤはいた。
ピピっと電子音が、通信が入った事を伝えてくる。
「あ、ロックオ………」
「もしティエリア守り切れなかったらお前を狙い撃つからな?!!!」
「はぃい?!」
ブツ、と通信を切られた。
え? 何?
ティエリアが何?
アレルヤが混乱していると、ティエリアから通信が。
「アレルヤ・ハプティズム、もしミッションを失敗でもしたら後ろから抹消する」
「あ、ティエ………ッぶ!」
アレルヤは珍しく吹いた。
着物にヘルメット。
なんて画だ。
「ティ、ティエリア、……君どうしたんだい?」
聞いてはいけないような気がしたが、聞かずにはいられない。
「日本にハツモウデに行くだろう? 日本ではこれを着て参拝するのが常識らしくてな。
試しにスメラギ・李・ノリエガに着せて貰ったのだが、二度は面倒だし時間が掛かると断られた。そして今に至る」
吹きそうなこの状況に、一字一句噛まずに、淡々と言いのけるティエリア。
「ああ、そう…なんだ……」
そうとしか言えない。
確かにその上からノーマルスーツは無理だね。
先程、ロックオンが血相を変えて自分に通信を入れたか繋がった。
「ってゆうか、直にG受けるんじゃ………」
「百の承知だ」
そんな姿で踏ん反り返られても……。
今回は簡単なミッションだしと、ティエリアは全くGの事を気にしていない様子。
しかし、そんな保証どこにも無い。
どんなミッションでも気を緩めるなといつも言っている彼の筈なのに。
「君がそんなリスクを負ってまで着るなんて、一体どうしたんだい?」
すると珍しい表情の変化。
拗ねた子供の顔にアレルヤは見えた。
「……ロックオンが、絶対似合うと言うから………」
頬もピンクに染まってく。
「可愛いって……僕と一緒に行きたいって…彼が……。だから、」
ヘルメットで分かりにくいが、これは確実に。
「ふふっ」
君は本当に乙女だよ。
多分無自覚なんだろうけど。
だから着物も着てくれるんだ。
ミッションにも関わらずに。
あれ? ティエリア着物女物って…?
「あ、ちなみに僕、用事出来たから初詣一緒に行けなくなったんだ」
「そ、そうなのか?!」
勿論ウソ。
空気読めないと言われ続けてきたけど、今回は流石に分かるよ。
「さ、そろそろ時間だ。
僕が前線に出るから、君はもしもの時の為に後ろで待機してて」
折角の晴れ着に、吐血させるわけにいかない。
(後で刹那にも連絡入れなきゃね……)
ミッション中、無駄な通信を拒む為、アレルヤは回線を切った。
-----------------------------
一旦切ります。
何か、毎回展開同じなような気がする(汗
「初詣、着物着ませんか?」
「はい??!」
詰め寄られたティエリア、聞いた事の無い単語に眉を潜めた。
「キモノ……とは何でしょうか?」
「昨日さ、刹那の仮住まいに大掃除に行ったんだよ。そしたら日本の民族衣装の着物ってのをたまたま見たんだよ!」
「それを、どうして僕が着なければならないのですか?」
「そりゃあ……」
特に思い付かないロックオンは視線を宙に逃がした。
「いやー、似合うわねぇ」
「………」
「紫色、やっぱりよく似合うわ」
「………」
「彼に感想聞けば?」
不機嫌なティエリアなど気にせずスメラギは次の髪飾りを選んでいた。
「ロックオン……」
「最高!!」
その様子をずっと見ていたロックオンは元気良く拍手をしていた。
何処からか入手してきた着物。自分の髪色に合わせた紫色。
たった今、薄紅色の花を頭に付けられた。
「馬子にも衣装って言うけど、これは大和撫子も逃げ出すわ」
「ヤマ……ナデ?」
スメラギは仕上にと薄桃色のグロスを塗ると満足気に笑った。
着せ替え人形感覚だ。
「やばい、ティエリア……」
擬音を付けるならハァハァ。
ロックオンは今にもティエリアに抱き着きそう。
「これで今晩、ハツモウデとやらに行くのだろう?」
「ああ、ミッションあるから現地集合だけどな」
大晦日だが、悲しい事にCBに祝日はない。
「それにしても動きにくい。苦しいし。
ではミッションに行きますので至急脱がせて下さい」
帯を解けとスメラギに背を向ける。
「駄目よ。それ全部着るのに何時間掛かったと思ってるの?
貴方がミッションから帰って来てまたやるような時間は無いし、めんどくさいし」
ティエリアはスメラギが何を言っているのか一瞬分からなかった。
「それで出撃しなさい」
「ヘルメットは被った方がいいわね」
着物にヘルメット。
実にシュールで面白いが、今のロックオンには笑えなかった。
「ティティティエリア死んじゃいますよ! Gに体が負けますよ?!」
「だぁい丈夫よ。元々ヴァーチェ、動き早くないんだから」
スメラギは手をヒラヒラさせながら言う。
固まるティエリア。特に文句は言わないが。
「もし敵に囲まれて、激しい戦闘になったら…!」
「そこは一緒に組むアレルヤに頼まなきゃ」
「………」
合流ポイントにアレルヤはいた。
ピピっと電子音が、通信が入った事を伝えてくる。
「あ、ロックオ………」
「もしティエリア守り切れなかったらお前を狙い撃つからな?!!!」
「はぃい?!」
ブツ、と通信を切られた。
え? 何?
ティエリアが何?
アレルヤが混乱していると、ティエリアから通信が。
「アレルヤ・ハプティズム、もしミッションを失敗でもしたら後ろから抹消する」
「あ、ティエ………ッぶ!」
アレルヤは珍しく吹いた。
着物にヘルメット。
なんて画だ。
「ティ、ティエリア、……君どうしたんだい?」
聞いてはいけないような気がしたが、聞かずにはいられない。
「日本にハツモウデに行くだろう? 日本ではこれを着て参拝するのが常識らしくてな。
試しにスメラギ・李・ノリエガに着せて貰ったのだが、二度は面倒だし時間が掛かると断られた。そして今に至る」
吹きそうなこの状況に、一字一句噛まずに、淡々と言いのけるティエリア。
「ああ、そう…なんだ……」
そうとしか言えない。
確かにその上からノーマルスーツは無理だね。
先程、ロックオンが血相を変えて自分に通信を入れたか繋がった。
「ってゆうか、直にG受けるんじゃ………」
「百の承知だ」
そんな姿で踏ん反り返られても……。
今回は簡単なミッションだしと、ティエリアは全くGの事を気にしていない様子。
しかし、そんな保証どこにも無い。
どんなミッションでも気を緩めるなといつも言っている彼の筈なのに。
「君がそんなリスクを負ってまで着るなんて、一体どうしたんだい?」
すると珍しい表情の変化。
拗ねた子供の顔にアレルヤは見えた。
「……ロックオンが、絶対似合うと言うから………」
頬もピンクに染まってく。
「可愛いって……僕と一緒に行きたいって…彼が……。だから、」
ヘルメットで分かりにくいが、これは確実に。
「ふふっ」
君は本当に乙女だよ。
多分無自覚なんだろうけど。
だから着物も着てくれるんだ。
ミッションにも関わらずに。
あれ? ティエリア着物女物って…?
「あ、ちなみに僕、用事出来たから初詣一緒に行けなくなったんだ」
「そ、そうなのか?!」
勿論ウソ。
空気読めないと言われ続けてきたけど、今回は流石に分かるよ。
「さ、そろそろ時間だ。
僕が前線に出るから、君はもしもの時の為に後ろで待機してて」
折角の晴れ着に、吐血させるわけにいかない。
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プロフィール
HN:
兎羽
HP:
性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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