こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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山もなく、オチもなく、意味もないのでごみ箱です。
残念な文ですよ?
『ティエリア』
分かる、この笑顔は貴方だ。
『ティエリア』
声色も同じ。
でも、これが夢だと言う事も分かっている。
『ティエリア……』
覚めたくない。
目覚めたくない。
誰も僕を起こすな、起こさないでくれ。
「ティエリア」
起こされた。
「久し振りに、見れたのに……」
「あ?」
長椅子に横になって少し仮眠を取ろうと思ったら、夢を見るにまで熟睡してしまった様だ。
なぜ自分が起きたか理由は分かる。
あまりにも声が似ていたから。
「珍しいな、あんたが居眠りなんて」
「……すまない」
本当に自分はいつまで、何度同じ夢を見ればいいのだろう。
何の生産性もない。
「いや、そう言う意味じゃなくてさ。疲れてるんだろ?
睡眠とった方がいいぜ? 寝るなら部屋でって……」
その優しさは、似ているな。
だから、教えて貰った言葉で言う。
「ありがとう」
この時に使う為に、教えて貰った様な気がした。
「どういたしまして」
縋っていたい。
この感覚にずっと浸っていたい。
もっと、呼んで欲しかった。
「夢を見たんだ」
「へぇ、どんな?」
「でも、それが夢だと、夢を見ている最中に気付いた。不思議な感覚だ」
ライルは図々しくも隣りに座る。
「それ、白昼夢って言うんだぜ?」
「はくちゅうむ?」
聞いた事はあった。
「俺も見た事あるぜー。そん時は『よっしゃ、好きな事やり放題』って思うと目が覚めるんだよなー」
口調は違うものの、声は同じ。
だからだろうか、見たのは。
その夢を見過ぎた所為で、それが夢だと気付いてしまうんだと思う。
でも、見る夢まではコントロールできないから。
「ちょ、聞いてる?」
「え? あ、すまない……」
こんな事ばかりでは、彼にも悪い。
「本当に休んだ方がいいぜ?」
優しい言葉を、貴方から貰う資格は無い。
「っ!」
ぽん、と頭に重さを感じる。
「それにしてもお前、まだ若いよなー? 幾つ? 16、7だよなー」
手だ、頭に手を置かれた。
「何だー? 俺の方が年上だから、俺の方が疲れるだろうとか思ってねーだろうな?」
悪戯っぽく笑ってみせる。
「確かになー、俺は30直前だけど。これから老けを感じるのかねぇー、なぁ?」
「今からする事、忘れて下さい」
「は? …ちょ?!」
少しだけ、胸を貸して欲しい。
隣りに座る彼に、そっと頭を預けると、きつく締めつける胸が少しずつ和らいでいく。
「ティ、ティエリア?!」
後、5秒だけ……。
「はい、忘れて下さい」
「えぇ?! はぁ?!」
「忘れて下さい、今の事を絶対に忘れて下さい」
「な、何……」
「忘れて、下さい!」
きつく、真っ赤な瞳に睨みつけられて、ライルはおじける。
「あ…ああ、分かった……」
「ありがとう」
彼も優しい人だと、ティエリアは笑う。
『そう言う時は、「礼を言う」じゃなくて「ありがとう」って言うもんだ』
「ありがとう」
戦う理由を、再認識した。
「君は、優しい」
自室に戻り、今日はもう寝る事にしよう。
「優しい…ってな」
スパイには、少々痛いお言葉だ。
(案外、不思議ちゃんなのか……?)
--------------------------------------
≪単純に、私が寮から実家に、武空術で帰る夢を見ている最中、夢だと気付き、自由に飛び回ったと言う……≫
残念な文ですよ?
『ティエリア』
分かる、この笑顔は貴方だ。
『ティエリア』
声色も同じ。
でも、これが夢だと言う事も分かっている。
『ティエリア……』
覚めたくない。
目覚めたくない。
誰も僕を起こすな、起こさないでくれ。
「ティエリア」
起こされた。
「久し振りに、見れたのに……」
「あ?」
長椅子に横になって少し仮眠を取ろうと思ったら、夢を見るにまで熟睡してしまった様だ。
なぜ自分が起きたか理由は分かる。
あまりにも声が似ていたから。
「珍しいな、あんたが居眠りなんて」
「……すまない」
本当に自分はいつまで、何度同じ夢を見ればいいのだろう。
何の生産性もない。
「いや、そう言う意味じゃなくてさ。疲れてるんだろ?
睡眠とった方がいいぜ? 寝るなら部屋でって……」
その優しさは、似ているな。
だから、教えて貰った言葉で言う。
「ありがとう」
この時に使う為に、教えて貰った様な気がした。
「どういたしまして」
縋っていたい。
この感覚にずっと浸っていたい。
もっと、呼んで欲しかった。
「夢を見たんだ」
「へぇ、どんな?」
「でも、それが夢だと、夢を見ている最中に気付いた。不思議な感覚だ」
ライルは図々しくも隣りに座る。
「それ、白昼夢って言うんだぜ?」
「はくちゅうむ?」
聞いた事はあった。
「俺も見た事あるぜー。そん時は『よっしゃ、好きな事やり放題』って思うと目が覚めるんだよなー」
口調は違うものの、声は同じ。
だからだろうか、見たのは。
その夢を見過ぎた所為で、それが夢だと気付いてしまうんだと思う。
でも、見る夢まではコントロールできないから。
「ちょ、聞いてる?」
「え? あ、すまない……」
こんな事ばかりでは、彼にも悪い。
「本当に休んだ方がいいぜ?」
優しい言葉を、貴方から貰う資格は無い。
「っ!」
ぽん、と頭に重さを感じる。
「それにしてもお前、まだ若いよなー? 幾つ? 16、7だよなー」
手だ、頭に手を置かれた。
「何だー? 俺の方が年上だから、俺の方が疲れるだろうとか思ってねーだろうな?」
悪戯っぽく笑ってみせる。
「確かになー、俺は30直前だけど。これから老けを感じるのかねぇー、なぁ?」
「今からする事、忘れて下さい」
「は? …ちょ?!」
少しだけ、胸を貸して欲しい。
隣りに座る彼に、そっと頭を預けると、きつく締めつける胸が少しずつ和らいでいく。
「ティ、ティエリア?!」
後、5秒だけ……。
「はい、忘れて下さい」
「えぇ?! はぁ?!」
「忘れて下さい、今の事を絶対に忘れて下さい」
「な、何……」
「忘れて、下さい!」
きつく、真っ赤な瞳に睨みつけられて、ライルはおじける。
「あ…ああ、分かった……」
「ありがとう」
彼も優しい人だと、ティエリアは笑う。
『そう言う時は、「礼を言う」じゃなくて「ありがとう」って言うもんだ』
「ありがとう」
戦う理由を、再認識した。
「君は、優しい」
自室に戻り、今日はもう寝る事にしよう。
「優しい…ってな」
スパイには、少々痛いお言葉だ。
(案外、不思議ちゃんなのか……?)
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HN:
兎羽
HP:
性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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