こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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試験期間の最中、考えてました。(やってもやんなくても多分0点)
パロです。
現代パロです。
緑色の双子ちゃん話です。
ニーさんとライさんを間違えるティエの話です。
経済都市区・東京。
終電を逃した俺はとあるマンションの前にいた。
【Wer sind Sie?】
インターフォンを押すが、人が出て来る気配がない。
「あれ? 留守?」
奴が残業なんて珍しい事じゃない。
財布から鍵を取り出す。勿論この部屋の。
ここは兄の部屋。
だから合鍵を貰っている。こうしてたまに泊まらせて貰うから。
特に今日泊まると連絡しない。兄弟だから別にいいだろう。
「マジでいねーじゃん」
部屋は真っ暗だった。
電気のスイッチを探してみると『ゴッ』と足で何かを蹴った。
明かりを点けて確認すると、それはAI搭載ロボ・ハロ。
「ったく、24にもなってまだおもちゃなんて買いやがって」
兄はいつもどこかちゃらけていて。
電源が入っていないのか反応しない。
スリープモードか?
寝室へ向かうと朝起きたまんまの布団。
遠慮なんかしない、疲れて帰って来たアイツが寝るだろうベッドにダイブした。
「…ふぁ~、あーねみぃ」
程好い硬さのシングルベッド。自分のより良かったりする。
おやすみ。そしてお借りしますニール。
---------------
「んぁ?」
目が覚めた。カーテンから光が洩れ、朝だと気付く。
朝7時にセットされていた目覚ましが煩く鳴いている。
「オキテ! オキテ!」
おもちゃの癖に、そんな機能が付いているとは。
「……?」
起き上がろうとするが、
起き上がれない。
始めは金縛りかと思ったが違う。何か重い物が乗っている感覚。
(ニール?)
だが、奴は俺がここで寝ていた場合、ソファーで寝る。
そんな気色悪い事する奴ではないし、歳でもない。
ふざけているのだろうか?
まだ覚醒しない頭で目を精一杯見開いた。
カーテンから漏れる朝日に、紫色の絹糸が光る。
……人の頭?
「んっ…」
瞼が震え、赤い瞳がゆっくりと現れる。
思考が停止した。
天使が俺の上に寝ている。
いやいや、そんな訳ない。人だ人。
「おはようこざいます」
挨拶してきた。
目が覚めたら、
俺の上に、
美少女が眠っていました。
(誰?! てゆーか誰?!)
(ここってニールの部屋だよな!?)
(まさか泥棒?!!)
(でも昨日ちゃんと戸締りしたし)
(か、可愛い……)
(って違う違う!)
(どうしよう俺ーーー!)
「昨晩は残業だと思ってました、ロックオン」
ロックオン……? 誰だ?
可愛らしい天使が如き少女は、寝ぼけているのか誰かと間違っているらしい。
本当は怒りたい所だが、こうも可愛いと怒るにも怒れない。
「あの、部屋間違って「そう言えば、今日はしないのですね。いつもは僕が嫌がってもしようとする癖に」
てゆーか「僕」?! お、男?!!
そう言うと、顔が近づいてくる。
目を閉じて口を窄める。
この顔は、キスだ。
初対面の相手だが、こうも美人さんだと間違えでキスされて損はない気がする。
でも駄目だ。抑えろ俺!
気付くと、顔が息を感じるくらい近くに。
「……っ?!」
ばちっと閉じていた瞳が見開いた。
こんな状況にもかかわらず、こう至近距離だと凄い睫毛が長いのが分かる。なんて考えていた。
開かれた瞳も綺麗。ピジョンブラッドに匹敵する程。
唇を離すと後ろによろめいた。
「大丈夫か?」
て言うか、見ず知らずの人にキスしてりゃあ、そりゃ驚くだろ。
…お前からしてきた訳だが。俺は何も悪くない、……悪くない。
「………めてしてくれた」
「はい?」
「初めてキスしてくれた」
突然大きな瞳から大きな水滴。
(泣いたーーー!)
「今まではいざしようとすると『まだ早い』と言っていたのに、……やっと…!」
涙を拭いながら顔を上げた。
既に俺の思考は全く働かなかった。
混乱とは違う。
「ロックオン……!」
だから誰だ。
物凄い可愛い笑顔で今にも抱き付きそうだ。
一瞬でもこのままこの子とキスして良いと思い、してしまった事を今更後悔した。
抱き付かれる一秒前。
「ただいま~。
いるかーハロー?」
忘れてた、ここの部屋主。
寝室の扉が開かれた。
「………」
「………」
「………」
この状況が、あまりよろしくない事は理解できた。
-------------------------------
≪ちゃんと続き、考えます≫
パロです。
現代パロです。
緑色の双子ちゃん話です。
ニーさんとライさんを間違えるティエの話です。
経済都市区・東京。
終電を逃した俺はとあるマンションの前にいた。
【Wer sind Sie?】
インターフォンを押すが、人が出て来る気配がない。
「あれ? 留守?」
奴が残業なんて珍しい事じゃない。
財布から鍵を取り出す。勿論この部屋の。
ここは兄の部屋。
だから合鍵を貰っている。こうしてたまに泊まらせて貰うから。
特に今日泊まると連絡しない。兄弟だから別にいいだろう。
「マジでいねーじゃん」
部屋は真っ暗だった。
電気のスイッチを探してみると『ゴッ』と足で何かを蹴った。
明かりを点けて確認すると、それはAI搭載ロボ・ハロ。
「ったく、24にもなってまだおもちゃなんて買いやがって」
兄はいつもどこかちゃらけていて。
電源が入っていないのか反応しない。
スリープモードか?
寝室へ向かうと朝起きたまんまの布団。
遠慮なんかしない、疲れて帰って来たアイツが寝るだろうベッドにダイブした。
「…ふぁ~、あーねみぃ」
程好い硬さのシングルベッド。自分のより良かったりする。
おやすみ。そしてお借りしますニール。
---------------
「んぁ?」
目が覚めた。カーテンから光が洩れ、朝だと気付く。
朝7時にセットされていた目覚ましが煩く鳴いている。
「オキテ! オキテ!」
おもちゃの癖に、そんな機能が付いているとは。
「……?」
起き上がろうとするが、
起き上がれない。
始めは金縛りかと思ったが違う。何か重い物が乗っている感覚。
(ニール?)
だが、奴は俺がここで寝ていた場合、ソファーで寝る。
そんな気色悪い事する奴ではないし、歳でもない。
ふざけているのだろうか?
まだ覚醒しない頭で目を精一杯見開いた。
カーテンから漏れる朝日に、紫色の絹糸が光る。
……人の頭?
「んっ…」
瞼が震え、赤い瞳がゆっくりと現れる。
思考が停止した。
天使が俺の上に寝ている。
いやいや、そんな訳ない。人だ人。
「おはようこざいます」
挨拶してきた。
目が覚めたら、
俺の上に、
美少女が眠っていました。
(誰?! てゆーか誰?!)
(ここってニールの部屋だよな!?)
(まさか泥棒?!!)
(でも昨日ちゃんと戸締りしたし)
(か、可愛い……)
(って違う違う!)
(どうしよう俺ーーー!)
「昨晩は残業だと思ってました、ロックオン」
ロックオン……? 誰だ?
可愛らしい天使が如き少女は、寝ぼけているのか誰かと間違っているらしい。
本当は怒りたい所だが、こうも可愛いと怒るにも怒れない。
「あの、部屋間違って「そう言えば、今日はしないのですね。いつもは僕が嫌がってもしようとする癖に」
てゆーか「僕」?! お、男?!!
そう言うと、顔が近づいてくる。
目を閉じて口を窄める。
この顔は、キスだ。
初対面の相手だが、こうも美人さんだと間違えでキスされて損はない気がする。
でも駄目だ。抑えろ俺!
気付くと、顔が息を感じるくらい近くに。
「……っ?!」
ばちっと閉じていた瞳が見開いた。
こんな状況にもかかわらず、こう至近距離だと凄い睫毛が長いのが分かる。なんて考えていた。
開かれた瞳も綺麗。ピジョンブラッドに匹敵する程。
唇を離すと後ろによろめいた。
「大丈夫か?」
て言うか、見ず知らずの人にキスしてりゃあ、そりゃ驚くだろ。
…お前からしてきた訳だが。俺は何も悪くない、……悪くない。
「………めてしてくれた」
「はい?」
「初めてキスしてくれた」
突然大きな瞳から大きな水滴。
(泣いたーーー!)
「今まではいざしようとすると『まだ早い』と言っていたのに、……やっと…!」
涙を拭いながら顔を上げた。
既に俺の思考は全く働かなかった。
混乱とは違う。
「ロックオン……!」
だから誰だ。
物凄い可愛い笑顔で今にも抱き付きそうだ。
一瞬でもこのままこの子とキスして良いと思い、してしまった事を今更後悔した。
抱き付かれる一秒前。
「ただいま~。
いるかーハロー?」
忘れてた、ここの部屋主。
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HN:
兎羽
HP:
性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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