こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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どうも御晩です。(深夜3時)
私の激痛記念。
※前記事参照でどうぞ。
-------------
月一女の子の日で激痛に耐える話です。
※ティエ女の子注意です!
ベッドの上で蹲る彼女は低く唸っていた。
どんな体勢でも痛く、楽な体勢を探す為に体を動かす余裕も無い。
今月は特に酷いらしく、眉間に深く刻まれたシワがそれを物語っていた。
「ティエリアー、大丈夫か?」
「うう……」
返事は返ってこなかった。
野暮な事を聞いたようだ。
生理痛。
こればかしは男の俺には理解できないし体験できない。
「そんなに痛いなら薬飲めばいいだろ?」
「ぅ…嫌、だ……」
「何でだよ?
Drモレノから貰ってんだろ? ミス・スメラギ達だって酷い時は飲んでるだろ?」
そっぽを向いて無視。
「ぃっ…!」と小さく漏らすと、女の子が押さえちゃいけない場所を手で押さえるティエリア。
腹より下。今血液が溢れてるだろう場所。
「お、女の子がそんなとこ押さえちゃいけません…!」
「しかし……ぅう」
目をギユッとつむる。
体を更に縮こませ身をよじる。
これは相当痛いのだろう。
汗が滲み出て、ギギっと奥歯を噛み締める音がした。
「何でそんなに薬を飲むのが嫌なんだよ?」
「だって……」
その一言は凄く彼女らしかった。
「薬を飲んだら、何だか負けのような気がする」
あー…、成る程。
「意地っ張り」
「ふん!」
痛がる彼女には悪いが、笑ってしまった。
「貴方は、人が苦しんでいると言うのに……くっ!」
「悪い悪い」
汗で張り付いてしまった前髪を掻き分け、おでこにキスを送った。
負けず嫌いな彼女の性格が良く出ている。
(くくっ、負けのような気がしてって、何じゃそりゃ)
頭を撫でられている彼女は不機嫌そうに俺を睨む。
生理痛も加わっていつもの倍。
あそこから手を離し(マジでよかった)、今度はシーツを強く握り締める。
聞こえてくるのは唸る声。
男の俺には腹を摩って、傍に居る事しか出来ない。
「薬飲んだって誰にもバラさないから」
「黙れ」
だが、少し表情が和らいだように見えた。
はぁー、と熱い息を吐く。
「実は俺、安心してんだ」
「何がです?」
「お前さんには悪いが、痛い生理が来る度『ああ、今月も子供が出来てなくて良かったー』って」
予想通り、淋しさを隠した拗ねた表情をする。
「…貴方は苦しむ僕を見ながらそんな事を考えていたんですね、」
「勘違いすんなよ?
こんな大切な時期に、孕んだら大変だろ?」
言い返してこない頭をグシャグシャに撫でてやる。
いつ死ぬか分からない俺の命を託したいのは山々なのだが。
腹を冷やさないようにタオルケットを掛けてやる。
「ロックオン?」
「ん? 薬飲む気になった?」
「飲みません!
……、…じゃあいつ僕を孕ませてくれるのですか?」
痛みに眉をひそめながら。
意外な質問で少し驚く。
「いい子に薬飲んだら」
「また貴方は…!」
別に病気ではないが、痛そうに身をよじる彼女を見てられない。
この気持ち、分かって欲しい。
自分も上手く回避したものだと思う。
いつなんて、約束できない。
「腹、ずっと摩っててやっから、少し眠りな……」
「……はい」
素直に瞼を閉じた。
タオルケットの上から摩ると、摩擦で腹周辺が温まっていくのをティエリアは感じていた。
赤ちゃんを産む時は、もっと痛いんだろうなと思いながら。
私の激痛記念。
※前記事参照でどうぞ。
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月一女の子の日で激痛に耐える話です。
※ティエ女の子注意です!
ベッドの上で蹲る彼女は低く唸っていた。
どんな体勢でも痛く、楽な体勢を探す為に体を動かす余裕も無い。
今月は特に酷いらしく、眉間に深く刻まれたシワがそれを物語っていた。
「ティエリアー、大丈夫か?」
「うう……」
返事は返ってこなかった。
野暮な事を聞いたようだ。
生理痛。
こればかしは男の俺には理解できないし体験できない。
「そんなに痛いなら薬飲めばいいだろ?」
「ぅ…嫌、だ……」
「何でだよ?
Drモレノから貰ってんだろ? ミス・スメラギ達だって酷い時は飲んでるだろ?」
そっぽを向いて無視。
「ぃっ…!」と小さく漏らすと、女の子が押さえちゃいけない場所を手で押さえるティエリア。
腹より下。今血液が溢れてるだろう場所。
「お、女の子がそんなとこ押さえちゃいけません…!」
「しかし……ぅう」
目をギユッとつむる。
体を更に縮こませ身をよじる。
これは相当痛いのだろう。
汗が滲み出て、ギギっと奥歯を噛み締める音がした。
「何でそんなに薬を飲むのが嫌なんだよ?」
「だって……」
その一言は凄く彼女らしかった。
「薬を飲んだら、何だか負けのような気がする」
あー…、成る程。
「意地っ張り」
「ふん!」
痛がる彼女には悪いが、笑ってしまった。
「貴方は、人が苦しんでいると言うのに……くっ!」
「悪い悪い」
汗で張り付いてしまった前髪を掻き分け、おでこにキスを送った。
負けず嫌いな彼女の性格が良く出ている。
(くくっ、負けのような気がしてって、何じゃそりゃ)
頭を撫でられている彼女は不機嫌そうに俺を睨む。
生理痛も加わっていつもの倍。
あそこから手を離し(マジでよかった)、今度はシーツを強く握り締める。
聞こえてくるのは唸る声。
男の俺には腹を摩って、傍に居る事しか出来ない。
「薬飲んだって誰にもバラさないから」
「黙れ」
だが、少し表情が和らいだように見えた。
はぁー、と熱い息を吐く。
「実は俺、安心してんだ」
「何がです?」
「お前さんには悪いが、痛い生理が来る度『ああ、今月も子供が出来てなくて良かったー』って」
予想通り、淋しさを隠した拗ねた表情をする。
「…貴方は苦しむ僕を見ながらそんな事を考えていたんですね、」
「勘違いすんなよ?
こんな大切な時期に、孕んだら大変だろ?」
言い返してこない頭をグシャグシャに撫でてやる。
いつ死ぬか分からない俺の命を託したいのは山々なのだが。
腹を冷やさないようにタオルケットを掛けてやる。
「ロックオン?」
「ん? 薬飲む気になった?」
「飲みません!
……、…じゃあいつ僕を孕ませてくれるのですか?」
痛みに眉をひそめながら。
意外な質問で少し驚く。
「いい子に薬飲んだら」
「また貴方は…!」
別に病気ではないが、痛そうに身をよじる彼女を見てられない。
この気持ち、分かって欲しい。
自分も上手く回避したものだと思う。
いつなんて、約束できない。
「腹、ずっと摩っててやっから、少し眠りな……」
「……はい」
素直に瞼を閉じた。
タオルケットの上から摩ると、摩擦で腹周辺が温まっていくのをティエリアは感じていた。
赤ちゃんを産む時は、もっと痛いんだろうなと思いながら。
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プロフィール
HN:
兎羽
HP:
性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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