こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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久々!
やりたいからやります!(ぇー
せっくんと出会って間もない頃です。
3・40分程度で打ち上げた品です。
誤字はめちゃありかも…(毎度の事ながら…)
--------------------
追記:2009/10
最近、ピクシブでティエリアがハロだったらと言う、このパロと似ているのが流行っておりますが一切関係ございません。
投稿日を見て、お分かり頂ける通り、これは2008年6月に考えたものです。
--------------------
端末機で明日のスケジュールなんかをチェックする就寝時刻、ダンダンとドアを叩く音がした。
ドアにはインターホンが付いてる筈だ。
可笑しいと思いつつドアのロックを解除し、辺りを見渡すが誰もいない。
「おい!」
音源は下から。
下を見るとつい先日スメラギに紹介された人型情報端末機、ティエだ。
「ナゼすぐに出なかった!?」
そして刹那は気付く、要は身長が足りなくて手が届かなかったのである。
ここのエリアは低重力があるのだ。
当然ながら身長が1mあるかないかのティエには不便極まりない。
だがあえてそこはつっこまない。
身長でからかわれる事がどれ程嫌か刹那は知っているから。
「すまない。で、何か用か?」
言いながら部屋に上がるよう背中を押す。
「スメラギ・李・ノリエガから明日のプランの変更…を……」
途中で言葉が途切れた。
「すご、い……」
一瞬何の事だか分からなかったが、直ぐに分かった。
棚にディスプレイされたプラモデルを見て彼は言ってるんだと。
「気に入ったか?」
「…興味がひいただけだっ」
だが目線は未だプラモデル。
初めてこのトレミー内でプラモデルに興味を持ってくれた!
刹那は珍しくテンションが上がった。
「良かったら、雑誌もあるぞっ?」
「ご本?」
本棚から一番気に入ってる号を取り出し、説明していく。
「これはニホンと呼ばれる国に売っていてな、大きさやシリーズが沢山あるんだ。それで―――」
口が止まらない。
こんなに喋ったのは何年振りだろう。
少なくてもCBに入ってからは初めてだ。
そんな刹那にティエはただ頷き、話を聴き入る。
立ち話もなんだから、と刹那はベッドに座らせ更にヒートアップして行く。
「刹那・F・セイエイ」
突然名前を呼ばれ、ドキリする。
「見づらい」
小さな手を伸ばし、雑誌の端を掴む。
もういい。と言われると思った刹那は安堵の息を吐いた。
立ち上がり刹那の雑誌と腕の間にすっぽりと納まろうとする。
最終的に刹那がティエを抱きかかえる形になった。
「よし、続けろ」
間近で見える小さなつむじ。
漂う匂いは幼児特有の香り。
自分よりずっと体温は高く、とてもやわらかい。
自分もこんなんだったのだろうか?
とても心地良い。ずっとこうしていたい。
「刹那?」
まん丸い目が見上げていた。
「ああ、すまない。続きを―――」
抱き心地が良い上に、好きな話もできるなんて。
嗚呼、今日もいい日だった。
「――で、これは量産型で、……ティエ?」
ティエから反応が返ってこないと顔を覗くと、大きな目を瞼に隠し、安定した呼吸を繰り返すのが分かった。
「…寝たのか、ティエ?」
返事は返ってこなかった。
どうするか。生憎ティエの部屋を知らない。
誰かに聞くか?
だがそんな考え、直ぐ止めた。
いつも誰かを睨み付けてる様な目は完全に閉じられ、小さく開いた口からは小さな寝息が。
身を捩り、長い睫毛がふるふる震えた。
「こんな可愛いティエ、誰が他の奴に見せるか」
柄にもなくそう思った。
「何年振りだろう…、こうやって誰かと寝るのは…?」
そう言えば、明日のプランが変更したとか言っていたような…。
……いいや、明日起きたら聞こう。
これは癖になるな。
刹那はまどろみの中、そう呟いた。
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《やー、自己満足!》
《ろくおん兄貴との初夜、前書いた気がするのでせっくんverを》
やりたいからやります!(ぇー
せっくんと出会って間もない頃です。
3・40分程度で打ち上げた品です。
誤字はめちゃありかも…(毎度の事ながら…)
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追記:2009/10
最近、ピクシブでティエリアがハロだったらと言う、このパロと似ているのが流行っておりますが一切関係ございません。
投稿日を見て、お分かり頂ける通り、これは2008年6月に考えたものです。
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端末機で明日のスケジュールなんかをチェックする就寝時刻、ダンダンとドアを叩く音がした。
ドアにはインターホンが付いてる筈だ。
可笑しいと思いつつドアのロックを解除し、辺りを見渡すが誰もいない。
「おい!」
音源は下から。
下を見るとつい先日スメラギに紹介された人型情報端末機、ティエだ。
「ナゼすぐに出なかった!?」
そして刹那は気付く、要は身長が足りなくて手が届かなかったのである。
ここのエリアは低重力があるのだ。
当然ながら身長が1mあるかないかのティエには不便極まりない。
だがあえてそこはつっこまない。
身長でからかわれる事がどれ程嫌か刹那は知っているから。
「すまない。で、何か用か?」
言いながら部屋に上がるよう背中を押す。
「スメラギ・李・ノリエガから明日のプランの変更…を……」
途中で言葉が途切れた。
「すご、い……」
一瞬何の事だか分からなかったが、直ぐに分かった。
棚にディスプレイされたプラモデルを見て彼は言ってるんだと。
「気に入ったか?」
「…興味がひいただけだっ」
だが目線は未だプラモデル。
初めてこのトレミー内でプラモデルに興味を持ってくれた!
刹那は珍しくテンションが上がった。
「良かったら、雑誌もあるぞっ?」
「ご本?」
本棚から一番気に入ってる号を取り出し、説明していく。
「これはニホンと呼ばれる国に売っていてな、大きさやシリーズが沢山あるんだ。それで―――」
口が止まらない。
こんなに喋ったのは何年振りだろう。
少なくてもCBに入ってからは初めてだ。
そんな刹那にティエはただ頷き、話を聴き入る。
立ち話もなんだから、と刹那はベッドに座らせ更にヒートアップして行く。
「刹那・F・セイエイ」
突然名前を呼ばれ、ドキリする。
「見づらい」
小さな手を伸ばし、雑誌の端を掴む。
もういい。と言われると思った刹那は安堵の息を吐いた。
立ち上がり刹那の雑誌と腕の間にすっぽりと納まろうとする。
最終的に刹那がティエを抱きかかえる形になった。
「よし、続けろ」
間近で見える小さなつむじ。
漂う匂いは幼児特有の香り。
自分よりずっと体温は高く、とてもやわらかい。
自分もこんなんだったのだろうか?
とても心地良い。ずっとこうしていたい。
「刹那?」
まん丸い目が見上げていた。
「ああ、すまない。続きを―――」
抱き心地が良い上に、好きな話もできるなんて。
嗚呼、今日もいい日だった。
「――で、これは量産型で、……ティエ?」
ティエから反応が返ってこないと顔を覗くと、大きな目を瞼に隠し、安定した呼吸を繰り返すのが分かった。
「…寝たのか、ティエ?」
返事は返ってこなかった。
どうするか。生憎ティエの部屋を知らない。
誰かに聞くか?
だがそんな考え、直ぐ止めた。
いつも誰かを睨み付けてる様な目は完全に閉じられ、小さく開いた口からは小さな寝息が。
身を捩り、長い睫毛がふるふる震えた。
「こんな可愛いティエ、誰が他の奴に見せるか」
柄にもなくそう思った。
「何年振りだろう…、こうやって誰かと寝るのは…?」
そう言えば、明日のプランが変更したとか言っていたような…。
……いいや、明日起きたら聞こう。
これは癖になるな。
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HN:
兎羽
HP:
性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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