こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです!
見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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魚を怖がるティエを書きたかっただけ。
せっつんは本能でティエに恋してます。
自己満足な品なのでごみ箱行き。
7話以上9話未満で。
ちなみにこれも過去の産物(2月代)
こわい、こわい…!
目をつむれば甦る。あの目が。
【Fishing Bone】
晩飯が悪かった。
「メシできたぞー」の言葉のままに、何も考えずに行った俺が軽率だった。
待っていたのは枝を口から刺された魚。
食べたかなんて言うまでもない。
俺は機嫌が悪いふりをしてその場から逃げた。
直ぐ後から「ほっとけ」と聞こえてきた時は思わずガッツポーズをやりそうになった。
食事は非常食用のビスケットを平らげた。
少しは腹の足しにはなった。が足りないと言えば足りない。
眠れない要因に空腹も含まれているのかもしれない。
皆が寝るテントを拒否し、今はヴァーチェの中だ。
……少しでも寝ないと。いつ急にミッションが入るか分からないのに。
だがやはりこわい! 一瞬だけ、だけど確実に合った白く焼けた魚の目が!
(気持ち悪くなってきた…)
外の新鮮な空気が吸いたい。
少し歩こう。歩き疲れたらきっと眠くなる。
ヴァーチェから降りると適当に歩き出す。
すると見えてきたのは彼等が焚き火をしていた跡だ。
そこにはもう棒に突き刺された魚達はいなかった。
安心し、彼等が椅子代わりに座っていた流木に腰掛けた。
その時、
ふと視線を足元に落とす。
そこには、
つい数時間前まで恐怖を感じていた、
魚の白い骨がいた。
----------------------------------
「…?」
テントで寝ていた刹那が何故か目が覚めた。
気のせいか、何か音がした。
残り二人のマイスター達は寝ている。
自分の勘違いかもしれない。
だが一応表へ出たその時、
「刹那ぁッ!!」
半分寝ぼけていた思考が一気に覚める。
紛れもなく今自分はティエリア・アーデに抱き付かれている。
「どうした!? ティエリア、敵か?!」
「め…が、ほね…が……」
「骨?」
周りを見渡すが、敵らしい物は見当たらない。
しかし、彼は確実に何かに怯えている。
「座ったら…、足元に骨が…!」
指を指しながら訴える。
確か晩飯を食べた、焚火の辺りだ。
「僕はっ、骨が駄目なんだ……!」
小刻みに震えながら抱きつく、腕の締め付けが増す。
「目を閉じたら、思い出して……こわくて、」
「眠れないのか?」
コクンと頷く。
見上げてきた瞳は、月の光と涙でいつもの倍光っている様に見えた。
こんな姿のティエリアを前にした刹那は、
「なら一緒に寝てやる」
混乱しきっている彼は、いつのもプライドなんて当に忘れていた。
「本当!?」
「ああ」
テントに誘い入れ、隅に片付けてあったティエリア用の寝袋を取った。
自分がさっきまで使っていたのを敷布団にし、ティエリアのを掛け布団として使う。
「さ、来い」
隣をポンポンと叩くと素直に布団に入って来た。
寝易い様にカーディガンを脱がしてやる。
「どうして怖いんだ?」
勿論、こうしてる今も彼は抱きついている。
「気持悪いんだ、生きていたのに。もっと生きたかったのに…!」
まるでいつもの彼に別の誰かがとり憑いている様だ。
幼い子供を感じさせる。
掛ける言葉も見付からずただ背中を撫でていたが、暫くすると呼吸が安定していた。
…寝た。
「おやすみ、ティエリア」
閉じた瞼、小さな鼻、そして唇の順にキスした。
全部しょっぱかった。
----------------------------------------
「…きろ、起きろアレルヤ」
「ん……ロックオン…? 朝ですか?」
「しっ! ……静かに横見てみ」
「え? ……………ぶっ!!」
「馬鹿!」とロックオンが口を押さえるがもう遅い。身をよじる刹那。
そもそも、普段はだんまり、口を開いたと思えば意味不明な刹那と、
憎まれ口しか叩かない、現に昨日も姿をろくに見せなかったティエリアが、抱き合っているのだ。
奇声を発せずにはいられない。
「朝か? ……起きろ、朝だティエリア」
「ぅん…せ、つな?」
待て待て、何なんだその可愛い声は。
「じゃない! おい刹那、昨日はティエリアいなかったよか?!」
「後から来た」
後からって…。
てか、もう視線はティエリアに向いている。
「良く眠れたか?」
「ああ、……すまなかった…昨晩は………その、」
「気にするな、たまいつでも来い」
「ぅ……///」
ティエリアは意外と押しに弱いのか!?
そして刹那! 何なんだその男前度は!!
「ティエリア、目、少し腫れてる」
目尻を撫でるとたちまち猫の様に目をつむり、擽ったそうにする。
「腫れて…ない……」
泣いたのか?!
刹那が諌めたのか!!
ああ、顔が赤いぞティエリア。
刹那、なぜ腰に手を回す!?
:
:
おやっさんの呼ぶ声がする。
朝ご飯かな………?(現実逃避)
-----------------------------------------------
≪なし崩しに甘えてきます≫(某雑誌)
せっつんは本能でティエに恋してます。
自己満足な品なのでごみ箱行き。
7話以上9話未満で。
ちなみにこれも過去の産物(2月代)
こわい、こわい…!
目をつむれば甦る。あの目が。
【Fishing Bone】
晩飯が悪かった。
「メシできたぞー」の言葉のままに、何も考えずに行った俺が軽率だった。
待っていたのは枝を口から刺された魚。
食べたかなんて言うまでもない。
俺は機嫌が悪いふりをしてその場から逃げた。
直ぐ後から「ほっとけ」と聞こえてきた時は思わずガッツポーズをやりそうになった。
食事は非常食用のビスケットを平らげた。
少しは腹の足しにはなった。が足りないと言えば足りない。
眠れない要因に空腹も含まれているのかもしれない。
皆が寝るテントを拒否し、今はヴァーチェの中だ。
……少しでも寝ないと。いつ急にミッションが入るか分からないのに。
だがやはりこわい! 一瞬だけ、だけど確実に合った白く焼けた魚の目が!
(気持ち悪くなってきた…)
外の新鮮な空気が吸いたい。
少し歩こう。歩き疲れたらきっと眠くなる。
ヴァーチェから降りると適当に歩き出す。
すると見えてきたのは彼等が焚き火をしていた跡だ。
そこにはもう棒に突き刺された魚達はいなかった。
安心し、彼等が椅子代わりに座っていた流木に腰掛けた。
その時、
ふと視線を足元に落とす。
そこには、
つい数時間前まで恐怖を感じていた、
魚の白い骨がいた。
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「…?」
テントで寝ていた刹那が何故か目が覚めた。
気のせいか、何か音がした。
残り二人のマイスター達は寝ている。
自分の勘違いかもしれない。
だが一応表へ出たその時、
「刹那ぁッ!!」
半分寝ぼけていた思考が一気に覚める。
紛れもなく今自分はティエリア・アーデに抱き付かれている。
「どうした!? ティエリア、敵か?!」
「め…が、ほね…が……」
「骨?」
周りを見渡すが、敵らしい物は見当たらない。
しかし、彼は確実に何かに怯えている。
「座ったら…、足元に骨が…!」
指を指しながら訴える。
確か晩飯を食べた、焚火の辺りだ。
「僕はっ、骨が駄目なんだ……!」
小刻みに震えながら抱きつく、腕の締め付けが増す。
「目を閉じたら、思い出して……こわくて、」
「眠れないのか?」
コクンと頷く。
見上げてきた瞳は、月の光と涙でいつもの倍光っている様に見えた。
こんな姿のティエリアを前にした刹那は、
「なら一緒に寝てやる」
混乱しきっている彼は、いつのもプライドなんて当に忘れていた。
「本当!?」
「ああ」
テントに誘い入れ、隅に片付けてあったティエリア用の寝袋を取った。
自分がさっきまで使っていたのを敷布団にし、ティエリアのを掛け布団として使う。
「さ、来い」
隣をポンポンと叩くと素直に布団に入って来た。
寝易い様にカーディガンを脱がしてやる。
「どうして怖いんだ?」
勿論、こうしてる今も彼は抱きついている。
「気持悪いんだ、生きていたのに。もっと生きたかったのに…!」
まるでいつもの彼に別の誰かがとり憑いている様だ。
幼い子供を感じさせる。
掛ける言葉も見付からずただ背中を撫でていたが、暫くすると呼吸が安定していた。
…寝た。
「おやすみ、ティエリア」
閉じた瞼、小さな鼻、そして唇の順にキスした。
全部しょっぱかった。
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「…きろ、起きろアレルヤ」
「ん……ロックオン…? 朝ですか?」
「しっ! ……静かに横見てみ」
「え? ……………ぶっ!!」
「馬鹿!」とロックオンが口を押さえるがもう遅い。身をよじる刹那。
そもそも、普段はだんまり、口を開いたと思えば意味不明な刹那と、
憎まれ口しか叩かない、現に昨日も姿をろくに見せなかったティエリアが、抱き合っているのだ。
奇声を発せずにはいられない。
「朝か? ……起きろ、朝だティエリア」
「ぅん…せ、つな?」
待て待て、何なんだその可愛い声は。
「じゃない! おい刹那、昨日はティエリアいなかったよか?!」
「後から来た」
後からって…。
てか、もう視線はティエリアに向いている。
「良く眠れたか?」
「ああ、……すまなかった…昨晩は………その、」
「気にするな、たまいつでも来い」
「ぅ……///」
ティエリアは意外と押しに弱いのか!?
そして刹那! 何なんだその男前度は!!
「ティエリア、目、少し腫れてる」
目尻を撫でるとたちまち猫の様に目をつむり、擽ったそうにする。
「腫れて…ない……」
泣いたのか?!
刹那が諌めたのか!!
ああ、顔が赤いぞティエリア。
刹那、なぜ腰に手を回す!?
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おやっさんの呼ぶ声がする。
朝ご飯かな………?(現実逃避)
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HN:
兎羽
HP:
性別:
女性
職業:
実家に帰りたい盛り
趣味:
見ての通り
自己紹介:
只今実家を離れて就職中(東北出身)
A型!身長約150!腐女子!
人生最大的にガンダム00にハマった訳で。
映画終わってもまだまだ熱いもん!
※別ブログによってHNが違いますが、私です。
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