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こちら「ガンダム00」に心奪われたブログです! 見にくいですが勘弁!愛は本物です。基本、自己満足なんで期待は禁物!
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懐かしい品が出てきました。
これ、去年ケータイに打ったのです。自分でも忘れてた。


※去年の品なのでまだアレルヤさんに誕生日がきていません。
※ティエリアがまだ俺でした。
※(多分)よくあるネタです。


ギャグです。自分的には。


「今晩、酒のまねぇか?」

ガンダムマイスターのリーダーであるロックオンは唐突に言い出した。


他の三人は突然の提案にポカンとしていた。
なんせ今の今までミーティングをしていたから。終わった一言目がコレだ。


「ああ、刹那はもう寝てる時間か?」

子供扱いされ、普段からムスッとした顔がより一層酷くなった。


「その前にロックオン、貴方以外みんな未成年ですよ…?」

発言した当本人、アレルヤも惜しくも19歳。

「一歳くらいいいだろ?
それにティエリア、お前幾つだよ? ってか、見るからに未成年だよな…」

こちらも刹那同様、不快感丸出しの顔に、更に眼光が鋭くなる。


「俺はお断りする。
酒が飲みたいならスメラギ・李・ノリエガを誘って下さい」

そうだ、彼女は大のお酒好きだ。


「それは勘弁。
彼女、一回のみ出すと酔い潰れるまで飲ますんだぞ?!」

酒は強い方に入る彼を、潰れるまで飲ますとは…。


「いいだろ? アレルヤ、ティエリア」

「何故俺がいないっ!」

刹那が立ち上がり、ロックオンを睨み付ける。


「お、じゃあ来るか、刹那?」

「当然だ。0時、ロックオンの部屋に行く」

返事を待たずに、乱暴にミーティングルームの扉を閉めた。


「なっ…! 19歳の僕ならまだしも、16歳の刹那に…?!」

「しょうがないだろー?
お前等が酒一緒に飲んでくれないって言うし」

「わ、分かりました! お酒は僕が付き合うから、刹那には一滴も飲ませちゃ駄目ですからね!?」

「そうこなくっちゃ! で、ティエリアはどうする?」

そこには怒りを抑えるティエリアの顔があった。


「あー、やっぱ駄目か。
空気読めよティエリア。一緒に…」

そこでロックオンはある事を思い出した。


「そうだ、ティエリア!
この前地上に降りた時、美味しいワイン見つけたんだ!」

「ワイン…?」

「(おっ、脈あり。ワイン好きそうな顔してるもんなー)じゃ、決定!」

ティエリアはいつも鋭く尖らせている目が少し丸くなった。


「刹那が0時ってつってたから、0時に俺の部屋集合って事で」

漸く三人は解散した。
勿論スメラギには内緒で。
ガンダムマイスターだけの晩酌会が始まった。


--------------------------------------------

「じゃ、全員揃ったな」

真夜中0時。
ガンダムマイスター達はロックオンの自室に集まっていた。

流石に日中の様な恰好ではなく、所謂部屋着を着ている。


最後に来たティエリアは、既に缶を開けていたロックオンを睨み付けた。


「…ワイン」

「ああ、もちろんあるよ。さ、座りな」


四角いテーブルに向かい合うマイスター四人。

ティエリアの向かいに座っていた刹那の目は半開きだった。


「刹那、眠たきゃ帰ってもいいぞ?」

「…眠たくなんか、ない」

全く説得力がない。


「じゃあ飲み始めましょうか。誰かさんは待たずに飲んでるけど」

「酷いなアレルヤ」

「そんな事はどうだっていい。
早くワインを出せ。出さないなら帰らせていだたく」

「あー、わーってるよティエリア。
あ、刹那はシャンパンな?」


ちゃんとアルコール度数を考えていたなと感心したアレルヤだったが、結局酒を飲ませいる事には変わりない事に気付き、落胆した。

「アレルヤは何飲む?」

「何でも良いです」

--------


あれから小一時間。



「おれが…ガンダムぅ……らぁ…」

シャンパンを三杯飲んだ時点でほろ酔い状態に陥り、気持ち良く眠りに堕ちた刹那。
可愛らしく寝言を言っている。


「あーあ、やっぱ眠たかったんじゃねーかよ。仕方ねぇなぁ」

とりあえず頭にクッションを当ててやり、毛布を掛けてやった。


「ロックオン・ストラトス」

急に名前を呼ばれ、呼んだ本人の方を向いた。

が。


「ロックオンーvV」

がばっと、なんと“あの”ティエリアがロックオン目掛けてダイブしたのだ。

「なっ?!」


「ロックぅー、刹那ばっか構ってないで俺も構え!」

可愛らしく口を尖らせ、駄々をこねる子供の様な表情に一瞬目眩の様なものを感じる。


…完全に酔っ払ってる。

そのまま抱き締めたい衝動をどうにか抑え、引き剥がす。


「アレルヤぁ…コイツどうにかしてくれぇ…」

「…分かりました」


すくり立ち上がるアレルヤ。
良かった、彼は酔っている様子はない。



「それより、何だか暑くないですか?」

「は?」

次の時には、もう既に上半身裸でズボンにも手を掛けているアレルヤがいた。


前言撤回。
コイツも完全に酔ってました。


「まっ待て! アレルヤあああッ!!!
はやまるなぁ!!」


「ろっくぅ~、いっちゃやぁ~」

「おれが…がんだ…む……」


「脱ぐなっ! それ以上脱ぐなぁあああ」



俺は決めた。
もう、絶対、一生、マイスター達とは酒を飲まない。飲ませない。





―後日談―

「あ~、ねみぃ……」

昨日…いや、今日か? 兎に角散々だった…。


あのまま離れず、体に絡みつてるティエリア。
部屋主の俺が寝る筈のベッドでグッスリな刹那。
どうにか下着だけは脱ぐのをストップさせたアレルヤ。



「はぁ~」

自然と漏れる溜息。


「ん…? ぁ?」

胸の中で寝ていたティエリアが起きた。

赤い目を擦り、小さく欠伸をする。
因みに眼鏡は外させて貰った。危ないし。


見た目通り低血圧なティエリアは、この状況を理解するのに一拍開く。



「………うぁああ?!!////
ろ、ロックオン・ストラトス?!」

珍しく顔色を赤く染めるティエリア。
が、直ぐに。


「ぅえ…気持ち悪い……」

口元を押さえ、赤かった顔が一気に青ざめる。
二日酔いか。お前もなるんだな。


「くぁぁぁ~、朝ですか?」

ティエリアの叫び声に起きたのか、今度はアレルヤが起床する。


「あれ? ロックオン、昨日お酒飲んでそれで……ぉへッ!!!?」

気付いた。今の自分の格好に。


「ま、まさかロックオン…、貴方が…?!」

「アホか!!
昨日酔い潰れて自分で脱いだんだろーがッ!!!」


「…ロックオン・ストラトス、まさか俺も……」

「んな訳あるか!!
悪酔いしてお前から絡んできたんだろ?!」


二人ともお約束通り、酔った記憶が綺麗に忘れている。



「さ…3Pですか?!! ロックオン!////」

「3Pぃいいい!!!?」

「さんぴーとは何だ、ロックオン」

「頼む、黙っていてくれティエリア!」




わーぎゃー騒いでいるその時。


「卑猥だな」



さっきまでベッドで寝ていた刹那がいつの間にか起きていた。


同じ毛布で包み合うロックオンとティエリア。
そしてパンツ一丁のアレルヤ。

更に今の会話を聞いてたとすると…。



「せ…つな…?」


無言のまま部屋を後にしようとする。

振り返り、
「ロックオン、俺は何も見ていない。それだけだ」


ぷしゅー、とドアの開閉の音だけが虚しく響く。



開いたドアから昨日フェルトに預けていたハロが、それこそ転がりながら入って来た。

ちなみにスメラギにチクらない様にする為だ。


しかしそんな政策も一瞬で崩れた。




『ヒワイ! ヒワイ!』


「………」

『サンピー! サンピー!』

「なっ…!」


やってくれたな、刹那!
まだ『オサケ! オサケ!』の方がマシだ。


----------------------------------------
≪口調間違ってるな…≫
≪まだ「教義の果てに」の回あたりだから…≫
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人生最大的にガンダム00にハマった訳で。

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