ハロティエ！ろく（パロ）

ケータイから。ケータイは改行するタイミングが分からない。




ティエと出会って間もない頃。って時間軸。
ケータイで打つと余計に駄になる。（だって自己満足だから☆



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追記：2009/10
　最近、ピクシブでティエリアがハロだったらと言う、このパロと似ているのが流行っておりますが一切関係ございません。
　投稿日を見て、お分かり頂ける通り、これは２００８年６月に考えたものです。
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「ロックオン・ストラトス、兄サマいる？」

小さな訪問者は紫色のあの子。


「えっと、ティエだよな？悪いけど今ハロ充電中なんだよ」

「分かった」

が、そこから動かず俯いてしまった。服の端を弄っている。


長年の勘から（と言っても２４年）言って、これはひょっとして…。

「一緒に寝る？」

ティエの大きな目が更に開かれる。耳がピンと立ち、見るからに嬉しそう。


「いいのか…？」
「勿論。さ、どーぞ」

部屋へ入れてやり、ベッドへ座らせる。

「僕は別に貴方となんて寝たくない。…ただ、兄サマが……」

おうおう、随分なツンな性格な様で。


「はいはい」

もう眠いのだろう、頭がカックンしている。


「貴方は兄サマと寝ないのか？」

「いや、ハロと寝たら痛いでしょ」

機械なのだから。


「痛くないもん！」

そうだ、ティエは人間でもあるがハロでもある。


「なんつーか、もし寝相でハロ潰しちゃ悪いだろ？」

それなら納得したのか静かになった。


「さ、もう寝るかな」

ベッドに横になり、腕を差し出す。


？


「一緒に寝るんだろ？」

ゆっくりと、恐る恐る俺の胸に入って来る。


「はじめてだ…、人にこんな風にされるのは」

抱きしめたティエは凄く柔らかかった。人間と同じ。
暖かくてこっちが眠たくなって来た。


半分ハロ、半分人間。

そんな彼は気付くと寝ていた。小さな口から空気が出入りしているのが分かる。

（生きてる…）

人間が行き着いた人間工学が恐ろしい。
人工ＡＩ？　そんなもんじゃない。
彼は生きて学習して考えている。
ヴェーダは何を目的に彼の存在を作りだしたのだろう？


考えている内に俺は眠っていた。