Extremely（緑と紫）

ケータイから投稿。上手くいくかな？


また３０分でやった短編。（駄作とも言う
単語が単語なんで１２禁で。

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「ロックオン、今日はセックスしないのですか？」

「ぶーっ」

俺はテーブルの上に乗っかってたハロに盛大に珈琲を吹き掛けた。



「今日はミッション上の都合で同じホテルの同じ部屋です」

「待て、ティエリア……お前何いきなり言ってるんだ？てか意味分かってます？」

「何をそんなに恥じる。セックスは恥ずかしい事でないと教えてくれたのは貴方です」


踏ん反り返って仁王立ちのティエリアが顔色一つ変えずに言う。

確かに性行為は恥ずかしいものではないと言った。
いや、言い聞かせた。


だが、こう来るとは…。


「ティエリアあれ、嫌がってるじゃん」

「確かにあの行為は嫌です。でもそれ以上に好きなんです」

「矛盾してね？」


ムスッとした顔をしたティエリアは揚げ足を取られる事を嫌う。


「この上なく貴方に近付けて、
直に貴方の体温を感じて、
直ぐ側で貴方の心臓の音が聞こえる。
だから好きだ」

この子は嘘を嫌う。
だからこれは本音。


「～～～っ、ティエリア！」
「ぅあっ！」

力任せにティエリアをギュッと抱きしめる。



俺も大好きだ。
お前と隙間なく近付けて、
冷たいお前がほてるのを感じて、
直ぐ側でお前の寝顔を独り占め。


「い、今からやらないかっ…ティエリア……」

愛しさで声が震える。
立ったままの彼の腕を掴み、優しく腰掛けていたソファーに押し倒す。


「僕はこんな行為をする事よりも、ハロを拭く事をお勧めする」
「あ」


珈琲がぶっ掛かったままのハロが元気なく目を点滅させていた。


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《塩水が平気なハロに、珈琲で故障する訳無いけれど》
《もう寝ます…今日寝坊したので（ｶﾐﾝｸﾞｱｳﾄ》

Extremely …「この上無く」の意。